■今回のチケットたち
楽山大仏観光入場券.
足の上に立つのには,別料金が必要.
K7329次 硬座 7元
乗車券にパスポート番号が印字されている.
大連・旅順
大連周水子国際空港 →大連駅 のリムジンバス(単なるマイクロバス)のチケット.
満席になるまで出発しない.
床下の荷物収納は無いので,かなりの圧迫感有り.
■2012年3月30日(金)
帰国日。 11:00頃ホテルを出ればOKなので,ゆっくり起床し,大連商城へみやげものあさり。
あまり考えず"杏仁酥"を買う。 酥≠酢,酥=バターなので,要注意。
ホテルのロビーで,ものすごく高いが,まともなコーヒーを飲み,タクシーで大連空港へ。 チェックイン後,ビジネスラウンジへ行ったら,会社の役員とばったり。 最後に落ちが付きました。
軟件園のマクドや.
初めて見たとき,ここのマクドやセットはオニオンリングなのか?と思ってしまった.
■2012年3月29日(木)
今日は午後からちょっとだけ仕事です。
昼過ぎに会社へ着けばよいので,10:00過ぎに行動開始。 公共交通機関を乗り継いで移動することにしました。 タクシーだといつもは30元弱ですが,いったいいくらで到達できるでしょうか?
まず,路面電車201で大連駅前から,興工街へ向かいます。 車両は戦前の日本製。 大連駅前から大量の乗車があり,車内はギュウ詰めです。
どうにか,30分弱で終点の興工街へ。 今度は,交差点の左側から出ている,路面電車202に乗り換えます。 車両は,比較的新しい低床式連接車です。 1列車パスしたので,座ることができました。 先ほどとは違い,とても静かで,車内放送も聞き取れます。
まずは,完乗のため終点の"北河口"へ。 興工街から2つめの駅より,専用軌道に入り,星海公園,黒石礁等の観光地を経由しながら,徐々に乗車人員を減らしていきます。
突然,終点2つ手前の"七賢嶺"で降車させられてしまいました。 どうやら,旅順までの延伸工事のため,臨時で折り返しとなっているようです。 仕方ないので,乗車はここでアキラメ,折り返しで"鴻基書香園"へ,ここのロータリーから20分ほど歩けば会社です。
けっきょく,折り返しの分を含めて3回乗車. 計3元の出費でした. 40円相当で,1時間半楽しむことが出来ました.
時間は,12:00ちょっと前。 昼休みに行っても,誰も対応してくれない可能性があったので,食事をしながら時間つぶしをすることに...地元の食堂で昼食時間帯に1時間つぶすのはかなりキビシイので,またもや,マクドやへ。
これが大失敗。 なんとここのマクドや,世界で一番不味い! 昨日と同じメニューを頼んだのだが,昼になると周辺の会社員やら,学生が大挙して押し寄せるため,大量生産の極み。 ポテトなど,油の温度などを気にせず,ガシガシ揚げているので,ロール状になってしまう。 油ぎれも悪い。 一口たべて,普通のマクドやとは違う,異次元の味。 悲しいことに,やばいなぁ...と思いつつ,完食!...腹壊しました(爆)
午後,一週間分のmailをざっとチェック,打合せをして,中国最終日にして始めて餃子。 辛くない中華料理も美味し!
夜,飲み屋のおねぃちゃんから電話がかかってきたが,"仕事中"のためキャンセル。 23:00就寝。ベッドが柔らかい。
なんと,定刻で旅順駅に到着.
美しい駅だ.
座席は一度も張り替えられたことが無いのであろう.
もちろん,エアコン等は付いていない.
こんな客車で40時間以上の旅をする人がたくさんいるのにも驚かされる.
なにしろ,硬座が一番最初に売り切れる.
DF11型機関車は,最高時速170km.残念ながら旅順支線では,そんなスピードを出せる区間はない.
22型客車は,25年以上前に製造終了.年季が入っている.
大連駅候車室周辺. 撮影禁止区域かも知れないので,腰ダメで知らんぷりしながら撮影. ともかくデカイ! 旅順行きはこの"二区"で改札される.
■2012年3月28日(水) 成都 →大連 →旅順 →大連
朝4:30起床。 ここのホテルはカードキーの反応が悪く,10回以上タッチしないと鍵が開かずに困りました。
6:30にホテル出発。空はまだ暗いが,さすがに大都会。 コンビニは24時間だし,車はたくさん走っている。
昨日のトラブルで,ドライバーと,車が急遽変更。 昨日までのドライバーは,慎重の上に慎重な運転だったのだが,今日の人はガンガン飛ばす一般的中国人ドライバー。渋滞も無いので,あっという間に空港に着いた。
平日には週1便しかない,中国国際航空の大連への直行便(最終到着地は大阪の国際線)CA151。今回は,差額6000円ほどだったので,なんと"ファーストクラス"
チェックインし,成都の空港で始めて国内線のエグゼクティブラウンジに入る。 やはり,国際線と同様にトイレは外で,一般客と一緒。残念な作りである。
中国国内線の搭乗開始はけっこう早く,この日も40分前にアナウンス。...ところが,C20ゲートがけっこう遠い。10分近く歩いてしまった。
連絡バスの乗車が始まっており,急いでチェックを受ける。 このとき,どうもVIP用の車に乗れ!と言われたらしいのだが,"CA151"の案内が貼ってある車が見つからず,一般のバスに乗る。
CA151のファーストクラスに搭乗...何のことはない,ANAの国内線プレミアムクラスよりプアーである。 リクライニング角度も浅いし,座席間隔も狭い。 乗客が2名のみだったのと,洋式の朝食を頼んだら,かなりまともな食事が出てきたのがせめてもの救い。
定刻より30分ほど遅れて,大連の国際線ターミナルに到着。 大阪まで行く人も,大連で降りる人も,全員降機しなければならない。 大阪まで行く人は,ここで出国手続き。大連で降りる人は,ボーディングブリッジの途中の取付階段を下り,国内線到着ターミナルまでバスで移動だ。
大連の国内線到着ターミナルは初めてであるが,国際線と大きな違いが! ...なんと,制限区域内に,バス・タクシーの客引きがいるのだ! 大連駅まで行くという,バスの客引きがいたので,どこで降ろされても大連市内なら大丈夫だろうと思い,30元と言ってきたチケットを10元に値切る。(実際30元有れば,タクシーで大連駅まで行けてしまう)...なんと,チケットを見ると,10元!と印刷されているではないか?旅行者だと思って,足元を見ていたのだ。
到着ゲートを出たところに,数台マイクロバスが止まっている。チケットを渡して乗車。だが,なかなか出発しない。ここでも,満席にならないと出発しないのだ。
車掌が座る場所がないほど,人と荷物を積み込んで,中国語しか通用しないバスが発車!...いつもタクシーが走る鉄道沿いの道を走らず,いきなり南下し始める。 トンネルも通過する。これは,いきなりスカをつかんだか?!と思ったところで,見覚えのある人民路に出て左折.ようやくひとごこち.
でも,バスは大連駅まで行ってくれなかった. 勝利広場の南端に停車し,ここから勝手に歩いていけ!みたいな...さんざこの辺は歩いているのでワタシは無問題. でも,いかにも初大連という観光客には,入ったら方向感覚が狂ってしまう勝利広場地下街は,かなりハードルが高いのではないだろうか?
13:00になったので,ラマダホテルの1Fでマクドや. ここのマクドナルドには,ゴミ箱が無い. そう,ゴミ回収専門のスタッフがいるのだ! さすが,人材の宝庫中国.
食事後,大連駅北口へ旅順行きの乗車券を買いに向かう. 何故北口かというと,窓口が多く,正面に比べて比較的空いているからだ.
ここで,K7329次の硬座チケットを買おうとしたら,なかなか発券してくれない. いつも10人ぐらいしか乗っていない列車なのに,今日に限って無座なのか?...と思っていたら,パスポートを見せろ!と言っていたのを理解できなかったのである.
無事,乗車券Get! その後,ホテルへチェックインして,荷物を置く.
1時間前に,大連駅に入り,候車室(出発専用の待合室)へ. すぐに,表示板が改札開始になったのに,改札口が開かない. 出発10分前になってようやく改札が開始された. 案の定,ほとんど乗客がいない.
指定された1号車に乗り込んだら,乗客はワタシ一人. 車掌は途中から空き席で食事を始めてしまった. 検札にも来ない. 約1時間無停車で車窓を楽しみ,旅順へ到着. ウワサ通り,美しい駅であった. 駅の先端から道路を渡ったところは海軍基地なので,注意しながら撮影. 折り返しの大連行きは,各駅停車となり2時間かかるので,タクシーで大連へ戻ることにした.
旅順駅前でたむろしているタクシー運転手と交渉. 運用区域をまたがるので往路の半額を追加で払うことで交渉成立. 走り出したが,どうも方向感覚がおぼつかない. 大連駅ってどっち?という感じである. ワタシの方が知っていそう.このまま道なりに行けば202と併走するので,そのまま行けば大連市内なのに...都会の渋滞が苦手なのだろうか?...結果,なんと途中でタクシーを乗り継ぐハメになってしまった.
なにはともあれ,無事大連到着. 飲み屋のおねいちゃんにメシ連れて行ってもらい,同伴. かなり散在した.
沫江煤電のチケット.
外国人は5元だが,1元チケットを5枚渡されるだけ.
水上ボートのチケット
どこかのブログで,ピカチュウ顔の路面電車との例えがあったが,まったくその通り.(笑)
ホームに入ってもやはりデカイ.
先達のレポートでは,サボは無いと書かれていたが,専用のシールが貼られていた.
マクドナルドで食べた,ベーコンダブルチーズバーガーセット=20.5元