6.喀和線乗車1(和田站へ)
2016年5月2日(月)
■待っても来なかったタクシー
 今日は,終日移動.
 念願かなって,喀和線485kmを8時間かかって移動します.
 一昨日,砂漠景観台を案内してくれた運ちゃんに,10:30へホテルへ迎えに来るように言って,料金までFiXしたつもりでした.
 ...が,来ません!
 まぁ,この地方の人はけっこう時間にルーズですし,新彊時間かな?とも思いましたが,列車が12:15発なので,1時間前までには駅に到着しておきたい.
 しかたなく,流しのタクシーを拾いましたが,またもやまったく中国語通じません.もちろん,筆談もNGです.
 火車站(ほっしゃーじゃん)すら通じないのには困りました.(もともと,ワタシの発音にも難おおありですが...)
 通りがかりの人を捕まえ,無事乗車しました.

■和田火車站
 おそらく,線路上の距離ではもっとも北京から離れているのが「和田站」です.
 北京から5000km,最速列車の乗車時間だけでも64時間超,乗り換え時間を入れると到着するのは4日後の朝です.

 タクシーは20分ほどで和田站前に到着.
 おそろしくデカイです.
 いつも思うのですが,地方駅の無駄な空間は,いったい何に使われているのでしょうか?
 正面出入り口が開放されているのを見たことはなく,党のお偉いさんが乗車している場合は,ホーム上まで迎えの車が来ているのでこれまた,正面口は利用されません.

 タクシーは駅前まで乗り入れることはできずに,はるか手前で降ろされてしまいました.
 そして,巨大な駅舎脇の通用口のような場所から,駅構内に入ります.
 もちろん,セキュリティチェックがあり,停止しているエスカレータを使って,上階へ上がります.
 上階では,建物内に入るための行列ができていたので並んで,本日2度目のセキュリティチェック...を通ったと思ったら,外の出札口で予約票を乗車券に引き替えてこい...と,
 出札口に入るために本日3度目のセキュリティチェック.再度並びます.
 そして,もう一度校内に入るために本日4度目のセキュリティチェック!

 中に入ったら,大混雑です.
 ホントにこれだけの人々が1列車に乗ることができるのでしょうか?
 無駄に広い,和田站前広場
 まぁ,タクラマカン砂漠自身超広大なので,それと比較すれば狭いものなのでしょうが...


 近づくと,駅舎がどれだけ巨大なのかよくわかります.
 しかしながら,実際に使っているのは,右下の青いプレハブの建物!
 あぁ,もったいない!


 ここで,駅舎内に入るための1回目の手荷物検査があります.



駅の待合室越しに,これから乗る列車が見えます.


 
7564次列車に乗る人はこの辺で待て!...という看板
1日1本しか無いのだから,この辺で待ても無いと思うのだが...


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