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2016年5月5日(木)
日本への帰国を始める日です.
成都で乗り継いで2日がかりでの移動となります.
フライトは20:55発
ほぼ,まる1日余裕があるので,新彊博物館へ行くことにしました.
■新疆博物館へ
新彊博物館,実は今回の旅の必須ポイントの一つとしていたのですが,初日に大雨降られたのがトラウマとなり,昨日烏魯木斉到着時好天だったため,野外関連の観光先を昨日中にこなして,新彊博物館は本日へとスケジュールの組み替えを行いました.
事前情報では,和田博物館とは違い,全館を見て回るには2~3時間かかるとのことでしたので,ゆっくり寝て,昼近くにホテルをチェックアウト,荷物を預けます.
昼食をコンビニで仕入れて,ホテル前のバス停から,路線バスに乗って10分ほど.博物館前に到着.
目の前の公園で手っ取り早く昼食をすませ,新彊博物館へ入りました...
...ところが,入口の守衛に呼び止められます.
何のことはない,「水」を持ち込めないようです.ここで,ペットボトルを放棄させられました.
(館内で飲食できないわけではなく,中の売店では高い水を普通に販売しています)
新彊博物館は,かなり大きな敷地と建物です.
公開エリアは2フロア. 発掘したものと,少数民族の暮らし等にスポットを当てた展示になっています.
個人的には,これに歴史と武器の変遷が見たかったのですが,ほとんど説明はありませんでした.
そして,なにより2F右側奥に展示されている,数々のミイラ.
楼蘭の美女もここにいます.
唐代の将軍を掘り起こして展示していました.
ストロボ使わなければ写真撮影OK. 入場料無し,それでいて見るべきものが多数. なかなか良い観光スポットです.
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新疆博物館
見た目より,内部はかなり広大です.
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ちょうど小学生が見学に来ていました.
しかし,今どきの記念撮影はスマホなんですね!
帰りにも,若手軍人さん一団も来ていました.
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割と近世のものでしょうか?
銃座が付いていると言うことは狙撃銃? 獲物が通りかかるまでずっと待っていたのでしょうか?
馬牌ならぬ金牌
暗行御史さまのお通りだ!
わりと無造作に置いてあります.
喀什,昔のアパク・ホージャ墓です.
現在前庭になっている場所も,墓地だったんですね!
最後の部屋が,ミイラ部屋
最初に,かの有名な楼蘭の美女
終日蛍光灯にさらされているためか,変色気味です.
7世紀,高昌国の左衛大将軍「張雄」のミイラ
まさか,未来に掘り起こされ見世物にされるとは思ってもいなかったのでは?
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