晩秋に入り,観光シーズンも過ぎたため,航空券も安くなってきたため,ほぼ初めてのイギリス旅行をしてきました.
前回は,国際線乗り継ぎで1日しか無かったため,ストーンヘンジにしか行くことができませんでしたが,今回は10日間あります.
醸造所と,乗り物三昧の計画です.
このページでは,イギリス南西部,サウザンプトンからさらに鉄道で1時間半.Wareham(ウエアハム)にある,ボビントン戦車博物館へ行って来たので,その内容を報告します. |
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ボビントン戦車博物館は,サウザンプトンから,SouthWestern Rail wayでさらに1時間半. Wool駅で下車,徒歩30分ほどにある,陸軍ボビントン戦車基地に併設された,世界最大?の戦車に特化した博物館です.
私が,このボビントン戦車基地を意識したのは,30年ほど前, 第一次大戦終了後に,アラビアのロレンス大佐がこの基地で戦車"新兵"訓練を受けたという話を読んでからのことです.
いったい,どんなところなのだろうか?... |
![](img/20221107tank_museum93.jpg)
前後の日程は,ほかの博物館の予約済. もう,この日程でしか行くことができない日に限って,鉄道ストが設定されていました!
ですが,今回,ハズレを引きまくっていた旅行で,唯一?の当たりくじ. 直前になってスト回避!!
ところが,直前すぎて,ダイヤがズタボロ. 本来なら直通で行けるはずの列車が,途中駅のサウザンプトンで乗り換えることに...
しかも,サウザンプトンでの乗り継ぎが悪く,計画より1時間多くかかり,最寄り駅のWoolに到着することになりました.
朝8:00の列車に乗って,Woolに到着したのは,11:30です.
経路は,Waterloo-Southampton-Wool,SouthWestern Railwayです.
チケットは早割のファーストクラス.
ファーストクラスと言っても,車両が区別されているだけで,座席は普通車と同じです.
![](img/20221107tank_museum95.jpg)
Wool駅,到着. Southamptonより西の区間は,ストが無くても1時間に一本しか列車は走っていません.
駅は,ストの影響か閉鎖されていました.
土日は,Wool駅から博物館までバスがあるようですが,平日なのでタクシーか,歩いて行くしかありません.
![](img/20221107tank_museum97.jpg)
駅前のタクシー営業所には,1台も車が無かったので歩いて行くことにしました.
1.6マイル,30分強の道のりですが,ほぼ全行程ゆるやかな上り坂です.
歩き出してすぐに,"Tank training area"の看板が...
そうしたところ,後ろの方からさわがしげなガスタービン音が...
装甲車が追い抜いていきました.
![](img/20221107tank_museum98.jpg) 分かれ道は,2カ所だけこの看板さえ見落とさなければ,目的地まで迷わず到達できます.
![](img/20221107tank_museum99.jpg)
今度は,前方から装甲車がやってきました. 形状的にセイバーかなんかですかね?
![](img/20221107tank_museum101.jpg)
チャレンジャー2が見えてきたら,戦車博物館の敷地です.
ここを右折すると,戦車博物館の入口に到達します.
![](img/20221107tank_museum103.jpg)
T-62 Type69-II
![](img/20221107tank_museum105.jpg)
ドーザー付チーフテン
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しらっと,一般用駐車場に戦闘装甲車が駐車しています.
![](img/20221107tank_museum107.jpg)
£4で,兵員輸送車に乗車できるようです.
時間が無いのと,天候が微妙なのであきらめました.
![](img/20221107tank_museum109.jpg)
博物館入り口にはチャレンジャー1
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館内に入ると,順路はほぼ年代順になっています.
ただし,上下の移動はないものの,かなり入り組んでいるので,ショートカットなどすると戻るのがたいへんです. |
![](img/20221107tank_museum01.JPG)
MARK IV戦車
説明を撮影し忘れました.
![](img/20221107tank_museum03.JPG)
MARK IX かなりずんぐりむっくり
![](img/20221107tank_museum05.JPG)
MARK VIII
![](img/20221107tank_museum07.JPG)
Matilda I イギリス,ガソリンエンジンですが12kmぐらいしか出ません
![](img/20221107tank_museum09.JPG)
Comet I イギリス かなり戦車っぽくなってきました
![](img/20221107tank_museum11.JPG)
SOMUA S35 フランス
![](img/20221107tank_museum13.JPG)
おなじく,Matilda I,同じタイプですが,ちょっと形状が違っています
![](img/20221107tank_museum15.JPG)
Guy Armoured Car イギリス
いまでも,機動隊用として利用可能なのでは?
![](img/20221107tank_museum16.JPG)
M14手前,Matilda II奥
![](img/20221107tank_museum18.JPG)
![](img/20221107tank_museum20.JPG)
A9 イギリス
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![](img/20221107tank_museum21.JPG)
A10
![](img/20221107tank_museum22.JPG)
![](img/20221107tank_museum24.JPG)
M3A1 アメリカ
キャタピラの駆動輪がゴムタイヤです. こんな重量物を駆動して空転しないのかが不安です.
![](img/20221107tank_museum25.JPG)
![](img/20221107tank_museum27.JPG)
Panzer III ドイツ手前,M3 Grant奥 アメリカ
![](img/20221107tank_museum29.JPG)
![](img/20221107tank_museum31.JPG)
Crusader III イギリス
![](img/20221107tank_museum33.JPG)
Ha-Go 日本の八号戦車のことですな
![](img/20221107tank_museum35.JPG)
Churchill イギリス
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![](img/20221107tank_museum37.JPG)
言わずと知れた
Tiger II
![](img/20221107tank_museum39.JPG)
Sd Kfz ドイツ
![](img/20221107tank_museum41.JPG)
Ram II カナダって戦車作ってたんですね
![](img/20221107tank_museum43.JPG)
Panzer IV ドイツ
![](img/20221107tank_museum45.JPG)
M10 アメリカ
![](img/20221107tank_museum48.JPG)
AEC Armoured Car イギリス
![](img/20221107tank_museum49.JPG)
StuG III ドイツ
![](img/20221107tank_museum51.JPG)
Churchill IV イギリス
![](img/20221107tank_museum53.JPG)
M4A1 Sherman アメリカ
![](img/20221107tank_museum56.JPG)
M24 Chafee アメリカ
![](img/20221107tank_museum57.JPG)
アーチャー対戦車自走砲 イギリス
![](img/20221107tank_museum60.JPG)
Jagdpanther ドイツ
![](img/20221107tank_museum61.JPG)
T34 ロシア いまだ現役?
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![](img/20221107tank_museum64.JPG)
Centurion イギリス
![](img/20221107tank_museum66.JPG)
Chieftain イギリス
![](img/20221107tank_museum67.JPG)
![](img/20221107tank_museum72.JPG)
Challenger I
![](img/20221107tank_museum73.JPG)
KHALID イギリス
![](img/20221107tank_museum75.JPG)
Tortoiseかめ~ イギリス
![](img/20221107tank_museum76.JPG)
M4A2
![](img/20221107tank_museum78.JPG)
TOG II
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このへんから,説明が撮影できていません.
機種特定できていないので,どなたかヘルプです. |
![](img/20221107tank_museum80.JPG)
MARK II
![](img/20221107tank_museum81.JPG)
Vickers Crossley Armoured Car Chevrolet (Indian Pattern)
![](img/20221107tank_museum82.JPG)
Panzer II
![](img/20221107tank_museum83.JPG)
Tiger
![](img/20221107tank_museum85.JPG)
Leopard ドイツ
![](img/20221107tank_museum86.JPG)
![](img/20221107tank_museum87.JPG)
![](img/20221107tank_museum89.JPG)
T-72 US ARMY ORDNANCEとペイントされています
![](img/20221107tank_museum91.JPG)
M4 Patton アメリカ
![](img/20221107tank_museum110.jpg)
砲身コレクション
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2時間大急ぎでまわりましたが,館外展示を見切れていません.
しかしながら,ストライキ回避の影響で,今日の鉄道は19:00で運転終了です.
後ろ髪引かれつつ,ロンドンへ戻ることにしました. |
![](img/20221107tank_museum112.jpg)
帰りに見かけたのは,戦車の残骸
![](img/20221107tank_museum113.jpg)
広大な演習場. 帰りも戦車がお見送り...
![](img/20221107tank_museum117.jpg)
帰りのWool駅
![](img/20221107tank_museum118.jpg)
ローカル線ですが,コンテナ貨物が走っています.
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