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■2015年9月20日(日)
●to Station
昨日,主要な場所は歩き回ってしまったため,今日はゆっくり出発です.
ホテルのチェックアウト期限が正午のため,11:00過ぎにチェックアウトすることにし,昨日の夕食がまだ持たれている感じなので,朝抜きにすることにしました.
計画通り,11:00にチェックアウト. Fred Mayersに行ってくるから,1時間ほど荷物を預かってくれと頼み,再度Marketへ行きます.
もう少し,アメリカっぽい駄菓子をあさって,ホテルへ戻り,タクシーを依頼しました.
この時点でタクシー待ちが私を含めて3人. 日曜日で営業に出ているタクシーが少ないのか,まさかここで40分も待たされるとは思いませんでした.
やってきたタクシーは,最初に老婦人を乗せていったのと同じ車です.
話をしていたら,なんと運転手さん創価学会会員とのこと!びっくりです.
住宅街を通り,駅まで行く中で2017年の皆既日食時にまた来るかもしれないと話したら,以外にもこの運転手皆既日食のことを知りません.
詳しく教えてくれというので,8月22日にあるから,時間とかはWebで調べてくれと言い,駅で別れました.
●Amtrak
AmtrakのSalem Stationはここが鉄道の駅だといわれなければ見落としてしまいそうな駅です.
なんといっても駅舎が地元民家と同じサイズ,アメリカ風建築物なので,少し広めの駐車場がなければまったくわかりません.
列車の出発時刻は15:37,13:00前に着いたので,駅前?にあるBreweryに入り,地元ビールを飲みながら,ハンバーガを食べました.
日曜昼から,ビール飲みながらハンバーガ...とてもアメリカ的です(笑)...というより,周辺の店はここだけで選択肢は無いのですが.
かなり混雑していた店で1時間ほどかけて昼食を摂り,駅へ戻ります.
駅の窓口でeTicketを差し出し,チェックインと,チケット発行をしてくれと申し込んだところ,10番Lumpの前で待って,これでそのまま乗車しろと言われました.
チケット購入時に,「窓口でチェックインして引き換える」という選択肢を選んだのですが,小さな駅ではどうやら勝手が違うようです.
乗車後しばらくして検札が来ましたが,eTicketのQRコードをスキャンして手続き終了でしたが...
15:00を過ぎ,そろそろだなと思ったところで,窓口のスケジュールボードがOn Timeから15:50~15:55に書き換えられました.
約15分遅れです.
15:52予定通り?列車はやってきました.Salemからもけっこう乗客はいますが,Sleeperと呼ばれる寝台車に乗るのはワタシだけのようです.
Sleeperと座席車であるところのCoachではチケットの金額が4倍は違うので,30時間ぐらいならリクライニングシートで我慢しようと思うのでしょうか?
乗車し,車掌に個室へ案内してもらいます.
1130号車の2階3号室です.すでに夕食の予約は締め切られているのですが,車掌さんが気を利かせて確保しておいてくれました.なんと,17:40Startです.
さきほど,14:00までアメリカンサイズで昼食を摂っていたのに,あっという間に夕食時間です.
今回は,いろいろ経験する旅でもあるので,がんばって食事をすることにしました.
Amtrakの食事はどんなに席が空いていても,4名相席です.
最初の夕食は老夫婦+友人の3名と相席になりました.
想像していましたが?=覚悟はしていましたが,超質問攻めにあいました.ただ,計4回Amtrak内で食事するのですが,1度も職業を聞かれませんでした.
これって,アメリカ流のマナーなのでしょうか? 平日に労働世代の男が優雅?にAmtrakに乗っている...相席になったら何者?と思ってしまいそうなものですが...
まったく腹が減ってなかったので,ベジタリアン用パスタと,ワインを注文しました.
チケット内に食事代は含まれているので,ワイン代とチップを置いて自室へ戻りました.
まとめて,1時間半ほどの修行でした.
自室で,ベッドメイキングをしてもらい,うだうだとアルコール抜きをして,23:00過ぎにシャワーへ行きました.
シャワーは予約とかはなく,使ったもの勝ちです.
最初に見たときは,脱衣スペースにバスタオルが散乱してものすごい状況だったのですが,車掌の仕事でしょうか?きれいに整備されていました.
素っ裸になって,シャワーブースに入ったのですが,なんと水しか出ません. どうやら,タンク内の温水を使い切ってしまうと,電熱で温まるまで,水しか出ないようです.
こんなの,ネパールのホテル以来かな?
仕方ないので,水風呂ならぬ,水シャワー使いましたよ! けっこうつらかったです(笑).
自室へ戻って寝ました.
いつのまにか,定時運行に復帰しているようです.
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Salem Stationは,気をつけないと通り過ぎてしまいそうなこぢんまりとした駅です.
地図上でも探し出すのに苦労しました.
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ドアの上にStationの表示が無ければ,何かのホールかと思ってしまいそうです.
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ガラス面には,Amtrakのマークはありますが...
Amtrakの連絡バスは,この前から出ます.
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駅前の道を渡ったところにある地ビールバーにて昼食.
真っ昼間だというのに,大盛況です.
ほとんどの人は車で来ているのに!!!
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一番人気をくれ!と注文.
冷えててうまいです.
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主食はハンバーガー...黙っていてもポテトは付いてきます.
デザートにチョコミントアイス.カップケーキサイズと書かれていたのに,これが超デカイ!(笑)
出札口です. ボードに書かれているのが本日のお品書き.
3桁までが列車,4桁がバスのようです.
偶数奇数で北行,南行が区別されているようです.
改札とかはありません. LAXのような巨大駅でも改札はありませんでした.
屋根は駅舎に申し訳程度に付いているだけで,ホーム上は日差しがキツイです.
線路右側の木立に囲まれた建物は東京国際大学
駅名標.駅員からはこの前で待つように言われました.
ほぼ,15分遅れでCoast StarLight号到着.
車内です.まず,窓際にベッドメイク手順書がありました...が,車掌にやってもらいました.
室内は,向かい合わせで座席が設置されており,両側にライトが付いています.
部屋ごとに,温度設定もできます.
右写真の斜めになっている天板が二段ベッドの上段になりますが,今回は一人利用なので設置しませんでした.
写真にちらっと写っていますが,水が2本付いてきます...が,30時間以上乗車していると2本では不足します!
食事メニューで,朝昼晩が1枚に書かれています.
寝台車利用者は,料金に食事代も含まれています. ソフトドリンクは無料ですがアルコールはけっこう高いです.
缶ビール$6.5とられました.
食堂車の給仕係だけでも4~5人いました. 上げ膳下げ膳です.
ワインを飲みながら,ベジタリアンパスタ...タバスコがほしかったのですがありませんでした.
食事から戻ったところで,ベッドメイキング.
暗くなるまで,オレゴンの穀倉地帯が続きました.
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