文殊院へ

古い町並みが残る


楽山市 (楽山大仏)


小型ボートで,川から大仏へ...
右上は寝た大仏だそうだ



楽山大仏の入口は川面とほぼ同じ高さ.ここから71m上の頭頂部まで登ります.
罰当たりにも,大仏の頭を見下ろした後,足下までへつりながらの下り.


■2012年3月27日(火)
 前日までに,四川省のナロー訪問は終了。なかなかのハードスケジュールだった。
 今日は,大連への直行便が週3便しか無いため,日程調整のオフ日。 せっかく田舎まで来たので,世界遺産見学です。 はっきり言って,楽山には大仏と豆腐しかありません. 3連泊もする観光客はそうそういないと思われます.

9:00にホテルをチェックアウト,まずは楽山大仏へ。
当人はもっとゆっくり,10:00スタートでも良かったのだが,9:00スタートが後々大正解に!

 車で10分ほど,楽山大仏の麓へ到着。チケットを購入して入山。ひたすら登る。 楽山大仏は71mなので,ビル20階分弱ぐらいだろうか。ひたすら階段を上る。
登り切ったところで,大仏の横顔を見て,山頂のお寺を見学。
今度は,へつりながら大仏の足下まで降りる。渋滞している。
足下まで降りて,大仏を見上げた後,今度はまた頭の部分まで登る。
...つまり,大仏全体を見たい場合は,頭の部分まで上り下りを2往復しなければならない! こういうときは,カメラが重い!
帰国してわかったのだが,どうも特別料金で大仏の足の上に上れるらしい. せっかく行ったのだから,こういうことはやるべきである!...残念!

 ひーこら言いながら,再度頭まで登ったら,なんと山頂は大渋滞!
 中国人の団体は,10:00頃行動を開始するそうで, 市内唯一の観光地へ一斉に押し寄せたため,大渋滞となったのである.
 山頂に押し寄せる人々をかき分けながら,無事下山. 本日数少ない乗り物ネタ"輪タク"に乗り,船着き場へ. だが,今度は行動開始時間を早くしたのが裏目に...乗船者が3名しかいない. 満席にならないと出航してくれない. 集まる気配もない.
 仕方ないので,対岸のもう一つの船着き場へ行く.
 観光船ではなく,小型ボートならドイツ人との相乗りで出港するというので,滑り込む.

 川から,大仏の全体像を拝んだ後,11:00頃に楽山を出発. 13:00過ぎに成都着. ひさびさに陳麻婆豆腐本店で昼食. う~む辛い.
 店を出たら,ドライバーが"車が動かなくなった"という. しばらく,復旧作業を見ていたが動く気配がないので,見捨てて行動する.
 成都では,特に計画がなかったため,宿近くの"文殊院"と,"伊藤洋華堂"へ行くことにする.
 文殊院は,名前の通り勉強の寺院.受験前には高校生で大混雑するそうだが,今はがら空き.

 伊藤洋華堂1号店は,伊勢丹と並びにあるが,かなり活気がある. 逆に,伊勢丹はガラガラ. 写真を撮っていたら,"写真を撮るな! 消せ!"と言われたが,言葉を理解できない振りをして煙に巻く.
 中国のスーパーは,怪しげな食品があって,ひまつぶしにはもってこいだ!

 フードコートで,せわしなく夕食. ホテルに戻ってビール飲んで寝た.
 明日は8:25発の飛行機なので,6:30ホテル出発. "ファーストクラス"を予約してあるので,朝食は断った.

大連経由で帰国へ

カルフール,伊藤洋華堂,伊勢丹,ユニクロはけっこう良い値段.
日本で見たことが無い,レッドブル,カップヌードルを発見.
フードコートの写真を撮っていたら,警備員に難癖を付けられた.

輪タクで船着き場へ. 料金は交渉制. 風が気持ちいい.

広角レンズでも収まりません