2.カナダさいはてのイエローナイフへ.最初の夜.
 2013年1月2日(水)
 年初から実家へも帰らず,「北へ。」
 14:40予定通りに家を出て,NEXへ乗り成田空港へ. 東京からは満席になった.
 今日は,正月休み中3番目に出国者が多いらしい.

 混んでいると思っていたエアカナダのチェックインは無人状態で難なくパス.手荷物検査も一般は列ができていたが,プライオリティゲートはこれまたほぼ無人.難なく出国手続きが終わった.

 搭乗手続き開始まで1時間以上あるので,いつもの通りANAのラウンジへ行き,"山菜ソバ"と思ったら,メニューから消えている!...残念!!
 ラウンジ内メニューは夕食時間帯ということで,ほんのちょっとだけ豪華になっていたが,機内食もあるのでそこそこにして,席を立った.

 18:45 少し遅れてAC004に搭乗開始. 機内はほぼ満席. 今回は帰りのNH005と比較するためにビジネスを利用. 座席は中心線に対して斜めに配置された半個室状態.
 飛行中は気にならないが,離着陸時はGが斜めにかかり,少し違和感を感じた.
(シートベルトも,Gがかかる部分にクッションが巻かれていた)

 離陸してすぐに,シャンパンと,ローストナッツのサービス. このナッツが断らないと延々と追加されるわんこそば状態!(笑) 油断していると,これだけで腹一杯になってしまいます.

 1時間ほどして,夕食が始まる.
 ヒレステーキ(beef)を頼んだが,外国キャリアにもかかわらず,ものすごくやわらかかった.
 1時間ほどかけて夕食終了...睡眠タイムへ.

 左側窓際席なので,夜中機上からオーロラに遭遇できるかと思ったが,割と南側を飛行したようで,見ることができなかった.
 3時間ほどうつらうつらしたら,もう朝食タイム. はっきりいって,この搭乗時間じゃ,ビジネスにするメリットはほとんど無いように思える.

 8時間ほど飛行して,日本時間深夜の3時,現地時間11:00頃約10分遅れでバンクーバー着.
 入国審査でいろいろ聞かれるというウワサだったので,工程表とeチケットをいっしょに出す.
 聞かれたのは,
  ・一人旅か?
  ・この工程表はおまえが作ったのか?
  ・仕事は何をしている?
 ...で2分ほどで尋問終了.
到着が北京からの便といっしょになったにもかかわらず,行列含めて20分ほどで入国できてしまった.

 荷物をピックアップして,通常ならそのまま国内線乗り継ぎへ一直線なのだが,帰りのホテルフリーシャトル乗り場と,穴の空いてしまった靴下を買うべく,いったん外へ.

 無事用事をすませ,エアカナダ国内線にチェックインしようとしたら,無人じゃないですか...
 預け荷物のタグでさえ,無人チェックイン機が発行するようになっています.
 なんと,この無人チェックイン機,国内専用にもかかわらず,日本語対応!(写真撮り忘れました),しかもアヤシイ日本語ではありません!(笑)
 これといって悩むことなく,無事チェックインし,昼食兼用でラウンジへ入りました...が,パンとバターぐらいしか無い!が〜ん...これは有料の機内食かなぁ...しかたなく,ビールとナッチョスで時間をつぶす.

 バンクーバー →カルガリーは,定刻出発,座席は12Fでいわゆるプリファードシート.となりが,いわゆるアメリカンサイズの人でなければ言うことなかったのだが!(笑)
 2時間ほどでカルガリーが見えてきた. ムダに街中が光っている.なぜか着陸やり直しで5分遅れで到着した.
 距離が東京−函館間ほどなので,特に事件などは発生しなかった.

 カルガリーでイエローナイフ行きのCRJ100(50人乗り)に乗り換える. ものすごく日本人比率が高い!(笑)
 今度の座席は1C...またもや最前列.ラッキーではあるが,今度はCAがアメリカンな人(笑)
 通るたんびに"ドスドス"響く.これを除けば,リアジェットであるせいか,最前列席はおどろくほど静だった.

 2時間ほどでイエローナイフ着.乗るときはムリヤリボーディングブリッヂを接舷させていたが,今度はタラップだ!
 降りた空港は真っ暗で,おもわずどっちへ行けばよいのか聞いてしまった.

 大きなトラブルもなく,最終目的地に着いてしまったが,思ったほど寒くない.−15℃だ. 夜も遅いが,23:00〜2:30の予定でオーロラ観測へ出発!

 正直,最初は「あちゃ〜...雲が出てきちゃったよ!」って感じでしたが,これがオーロラの出始め.カーテンのようになったり,動いたりで初日から楽しめました.

 失敗は,懐中電灯をホテルに忘れてきたため,設定を変更できなかったこと.フォーカスも勘でとったため,出来は...

 3:00へホテル着.
 即シャワーを浴び,"Do not disturb"をかけて長い1/2が終わりました.
エアカナダAC004搭乗前.
スタッフはANAが代行しているようだ.
エアカナダ B767-300ERのビジネスシート.
斜めに配置された半個室状態.ただしシート幅はかなり狭い.
今回は睡眠時間が短かったためあまり効果を実感することはできなかった.

ウェルカムでシャンパンとローストナッツがサービス.

ナッツはかなり美味かったが,油断するとこいつで腹一杯に(笑)
コントローラー等は,シート脇に配置されているが,フルフラット時にケーブル等をよく挟み込んでしまうので注意が必要です.

前菜は,マグロのカルパッチョとサラダ.

メインはヒレステーキをチョイス

デザートはアイスクリームでした

そして,3時間後...
あっというまに朝食です.

オムレツか,お粥の選択だったので,まよわずオムレツを...
だって,クロワッサンにお粥という選択肢は無いでしょう!(笑)

バンクーバーへ着きました.
先頭切って降りたので,前にはほとんどいません.

カバンのマークのある方へ移動しますが,狭い通路のウチは曲がり角はありません.

通路を突き当たったところで180度ターン.エスカレーターエスカレーターに乗ります.

正面ガラスの向こう側は,アメリカ行き国際線ターミナル.

メイン通路に合流すると,動く歩道が現れます.

動く歩道が無くなれば,終着間近.

エスカレータを降りたところには,入国審査が待っています.
居住者,visitor,留学生と別れているので注意して列びましょう.

国内線の,メープルリーフラウンジ入り口.
油断していると見過ごします.

国内線メイプルリーフラウンジの中
かなり空いている.
昼間っからビール飲んでいるのは,私だけ?

バンクーバーから,カルガリーへ
どっちも冬期五輪開催地ですなぁ

カルガリーからイエローナイフへ.

ボーディングブリッヂがそのまま接舷できないため,ムリヤリ接続橋を渡しています

エアカナダ,けっこう離陸直前までコクピットのドアが開放されていました.
機内は,狭いです.
通常便で収容可能な手荷物も,入りません!

イエローナイフへ着きました

雪原に駐機する飛行機.

飛行機から,ターミナルへは極寒の飛行場を徒歩移動です.
徒歩移動は,去年の中標津空港以来?

単なる倉庫のようなイエローナイフ空港

中では,ウワサの白くまが出迎えてくれました.
よく見ると,アザラシを襲っているシーンなんですね!

出迎えは,"スクールバス"
観光バスなど,ほとんど存在しないこの地では,スクールバスは重要な移動手段!
なんども,お世話になりました.

さっそく,深夜のオーロラ鑑賞
淡い雲のようだったのが,あっという間にぐるぐる...と
ピンぼけ気味なのが残念!
ISO100に設定して,露出時間を考えていなかったのも,失敗でした.
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