11.成都経由で帰国へ(やっぱりトラブル,成田着23:00!)
■烏魯木斉のセキュリティチェックが厳しすぎる件
 2時間半ほどかけて新彊博物館の見学を終えたワタシは,来たときと同様に路線バスに乗りホテルへ戻りました.
 16:00ですが,時間的にこなせるイベントもないので,そのまま空港へ向かうことにしました.
 ホテル前で難なくタクシーに乗車,中国語通じます!...が,なんか,空港とはまったく逆方向,鉄道駅へ向かっています.
 時間にはかなり余裕があったので,しばらく様子見に...
 鉄道駅近くの高速入口から,無事目的地へ向い始めました.
 くるときは気づきませんでしたが,空港前では盛大に掘り起こし工事をしています.どうやら地下鉄を作っているようです.
 中国の場合,作り始めてから営業開始までおそろしく早いので,次回訪問時には移動がもう少し楽になっているかも知れません.

 飛行機は20:50発ですが,チェックインは行ってもらえました.
 出発までの3時間は,ラウンジでぼけーっとしているつもりでしたが...
 またしても,烏魯木斉のセキュリティチェックは厳しすぎます.
 今回は,優先レーンだったのですが,中国国内線ではファーストクラスを利用する乗客はものすごく少ないため,手荷物検査はものすごくヒマそうにしています.
 ボディーチェックの係員は男女二名. 男の前に立ったのが失敗?
 ヒマなためか,超入念にボディータッチ!それこそ,尻から股間から足の裏まで「なでなでなで...」コイツはヤバイヤツか?(笑)
 どうせなら,女の前に立ってやってもらった方が正解だったかも知れません!(笑)

 ラウンジは,通路を区切ってソファを並べただけの簡素な作り.
 スナック類とソフトドリンク,カップ麺がある程度です.
 機内食が出ることはわかっていたので,今回はスナック程度...PCいじくって暇つぶし.
 ...突然,最終呼出.あわてて搭乗口へ. 今回は遅延発生しませんでした.
 中国国際航空,烏魯木斉→成都のファーストクラスは定員8名に対して乗客2名.
 2列目に座り,1列目まで足を投げ出してくつろいでいました.
 珍しく,冷えた燕京ビールが出てきたことを付け加えておきます.

 定刻深夜0:10に成都着. そのままタクシーで市内最高級の岷山飯店へ...あぁ...久々にふつーに英語が通じる...なんかうれしい!(笑)
 今回宿泊の岷山飯店,なんと無料です.
 中国国際航空,Rクラス以上のチケットを持っていると,主要な国際空港での乗り継ぎトランジットではそこそこ上級ホテルを無料で提供してくれます.
 もちろん,事前に電話で連絡しなければなりませんが...

■伊藤洋華堂
2016年5月6日(金)
 岷山飯店,チェックアウト期限は12:00なので,早々に朝食(もちろん無料)をとり,地下鉄で2駅,伊藤洋華堂へ.
 もちろん,土産物あさりです.
 中国のばらまきお菓子は毎回不評なので,今回はポッキーやらオレオをごっそり入手.とは言ってもたいした金額ではありません.
 ふたたびホテルへ戻り,荷造りして12:00前にチェックアウトしました.

■成都空港へ
 12:00になったので,成都空港へ
 フライトは15:10発なので余裕を持ってチェックイン,例によってラウンジでまったり作戦です.
 ...ところが,カウンターがオープンしていません. 国際空港とはいえ,中国国際航空の国際線便は限られているため,常時オープンではないようです.
 けっきょく,13:30まで待ち,チェックインしました.
 これなら,ちょっと遠回りして,陳麻婆豆腐を食べるんでした!

■2時間遅れ
 新彊にくらべて,格段にゆるいセキュリティチェックを終えて国際線制限エリアへ.
 1時間半ほど余裕があるので,中国国際航空のラウンジへ. ここ,成都空港の国際線エリアははっきり言ってしょぼいです.
 何も見るべきものがないので,ラウンジへ直行です.

 おもったより,ラウンジは混んでいます.
 8割方埋まっている感じでしょうか?
 今までは朝しか利用したことが無くて,客はひとり二人だったのですが,こんなにいるのかと思ってしまいました.
 機内食が待っているので,謎のソフトドリンクを飲みながら時間を待ちました.

 ...ところが,いつまで経っても登場開始のアナウンスがありません.
 到着遅れと表示されており,リスケのアナウンスも無し. もともと,成田に着いてからのスケジュールに余裕がないフライトだったので,だんだん心配になってきました.
 けっきょく,登場開始は1時間40分遅れの16:50. 機材は昨日と同じA320で,レイアウトも国内線と同じです.
 どうやら,近距離なので国内/国際兼用で機材運用しているようでした.

 機内食は,中華/洋食のチョイスはなく,強制的に中華.肉か魚かということで肉=チキンをチョイスしました.
 今回も,燕京ビールは冷えています.

 到着時間の心配をよそに,飛行機は飛んでいきます.
 国内線と共用のため,シートモニターはなし,壁掛けのモニタは中国語の映画が流れているため(当初,外部スピーカーで音声を流していたのですが止めてもらいました),現在地をまったく把握できません.

 けっきょく,成都17:10発,成田22:39着
 !!残念!! あと20分遅ければ,成田営業終了で,羽田ダイバードだったのに!

 もう,JR,京成,東京行きリムジン終了しています.
 スタッフからの説明では,東京行き臨時便を出すとのことですが,乗客が全員そろって,リクエストの状況を確認してから出発とのこと.
 残りの選択肢は,中国国際航空の準備したホテルに宿泊する.と,ギリ間に合う23:10発の新宿行き最終リムジンに乗るでした.
 乗り継ぎでもう一泊するのはイヤだったので,リムジンを選択,新宿からはタクシー(1.1万)で帰宅しました.


 烏魯木斉空港のラウンジ
 単に通路を区切っただけ感いっぱいです.
 ラウンジは,南方航空とそれ以外の2カ所
 烏魯木斉空港は,南方航空の拠点空港です.


 アッパークラスに乗る人は少ないためか,ラウンジはガラガラです.


 中華系のパサパサスナックが多少ある程度
 お湯が冷めていたため,お茶もおいしくなかった


 通路感丸出しですね!


 乗り込んだ,CA4154のファーストクラス.
 2+2×2列の座席配置.
 乗客は,ワタシを含めて2名.
 リクライニングはYクラスより,多少ましなくらいですが,トイレはYクラスの客が利用しようとすると,乗務員がブロックするため清潔な状態が保たれています.




 
燕京ビール 冷えています
夕食はチキンとキノコの炒め物



 
深夜に到着した岷山飯店
タクシーにも通じたし,都会って良いです!
でも,ホテルは無駄に豪華すぎ!



 
なんか,昨日と似たような夕食
夕食は18:00過ぎに出しますと言っていたが,出発遅れのためけっきょく離陸直後になった
デザートが付いてきたのが国内線とは違うところだが,機材は昨日と同じA320-200で,
座席配置も国内線とまったく同じ. エンタメも無し.


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