| ■□■まさかの休日(2018年5月1日(火)=４日目)■□■ ■まさか，祝日だったとは．．． マデイラ島最終日です． ホテルをチェックアウトし，荷物を預けてから，昨日仕入れそびれた土産用のワインをあさりにもう一度フンシャル市内へ向かいます． バスに乗って，終点近くまで来たときに，運転手が「今日はここが終点(ポルトガル語)」みたいなことを言っているようで，全員バスから下車させられました． 仕方が無いので，徒歩でBlandy &Wine Lodgeへ向かいます． 時間は10時を過ぎているので，とっくに営業開始しているはずなのですが，蒸留所兼ショップにはシャッターが閉まっており，人の気配がありません． よく見ると，日曜・祝日休みの記述が．．． ．．．ん？！今日は火曜日．．． Gxxgle Mapを開いて「Blandy &Wine Lodge」をタップすると．．．「今日はレイバーデイのため営業時間が違うかもしれません」との表示が．．． ．．．ん？！レイバーデイ？！．．．もしかして祝日？！ ．．．やばいな！，ヨーロッパで休日と言うことは，土産物店含めてまったく店が当てにならないということ？！ これで，Blandy &Wine Lodgeが閉まっている理由はほぼ確定．．．近くにあるラブラドーレス市場へ出かけたところ，こちらもシャッターが閉まっている． もう，これは「店」当てになりませんな！ 今日一日，ショッピングに費やすつもりだったのに，夕方のフライトまでまるで当てにならない一日確定のようです． 何もやることないなら，せめて開いているスーパーや，露店をひやかしてからホテルへ戻ろうと中心街をぶらついていたら，幸いなことに，醸造所がワインのアンテナショップ(テント)を開いていました． ここで，試飲もできるとのことだったので，一杯(実際には半杯)１ユーロを支払い，おためし．．．これが，けっこう良かったので10年ものを2本購入． あわせて，スーパーでもっとも若い2001年ものと，2004年ものを購入．それ以外は何もやることが無かったので，昼前にホテルへ戻りました． ■空港へ．リスボンへ． ホテルへ戻って，買い込んだワインをキャリーケースへ梱包します． ワインケース内をタオルやら，くつしたやらをクッションにして梱包しました． 都合4本＋ミニチュア12本．どうにか50ポンドに収まったようです． さぁ，ホントにやることが無い 近場の観光スポットのめぼしいところは回った，または，休日のため閉まっている． キャリーケースごろごろ引いて，食事に回りたくも無かったので，そのままタクシーを拾って空港へ行き，空港で暇つぶしすることにしました． ．．．きっと空港なら，何らかの店が開いているだろう．．．と， この島の不思議なところ．．．タクシーにはメータが付いていますが，メータが動くのは空港と市街地の移動の時だけ，あとは，料金交渉です． 運ちゃん，都合が悪いときは英語がわからないふりをします． タクシー以外の選択肢が無いような場所では，そろっていい料金．．．口裏合わせですね． アメリカのようにあからさまにチップは要求しませんが，色を付けると良い反応をしてくれます． ．．．で，ひる少し前に空港到着． フライトまでは4時間ほどあります． 幸いなことに，ギリ前のフライトに間に合いそうだったので，チェックインカウンターへいって，「振り替えてちょーだい！」とお願いしたのですが，チケッティングは俺たちの仕事じゃ無いぜ．航空会社の窓口へ行ってくれと取り合ってくれません． ためしに，航空会社の窓口へ行きましたが，ギリだったためか，カウンタークローズしていました． ホントに暇になってので，まずは，空港の外へ．．． なにか店があるかと思いましたが，駐車場と教会しかありません． 飛行機の離発着があるかと思い，しばらく粘りましたが，動きが無いので，例の滑走路の写真を撮ってターミナルビルへ引き返しました． 空港で唯一空いていた，喫茶コーナーで小一時間ほど暇をつぶしていたところ，3時間前になりチェックイン開始． どこからともなく沸いて出てきた団体さんを横に，優先チェックインをしました． 制限エリアに入ると，小さな離島の空港にもかかわらず，土産物屋，飲食店がけっこう充実しています． この何割かでも，搭乗待合室に移動してくれれば飢える必要も無かったのに．．．と思いました． さて，制限エリアには，小さいながらもTAPのラウンジがあります． 残りの時間はこの，TAPラウンジでビールを飲みながら過ごしました． 16:00発のTP1676は定時運行，時間も時間なので，機内食はパス！ 小一時間でリスボン空港へ到着しました． 想定していましたが，もちろん沖留め． フランクフルトから到着したときと同じ場所で荷物をピックアップしました． リスボン空港は，さすがに首都の空港です． 休日ですが，空港内のショップはのきなみOpenしています． 若干心配していましたが，マデイラで買ったVodafoneのSIMはRマークも付かずにしっかり在圏． これで，電波の心配はありません． 「ｉ」マークの場所で，Lisboaカードを購入．このLisboaカードは，利用開始時から24時間有効，リスボン市内のバス，路面電車，近郊電車，「エレベータ」！！！，ケーブルカー．．．ほとんどの公共交通機関を利用できる優れものです． ただし，リスボン空港の「ｉ」マークカウンターは2種類あります．空港のインフォメーションと，観光のインフォメーションです． もちろん，Lisboaカードは観光インフォメーションでしか売っていません． どちらも近所にありますが，空港の方は空いているのですぐわかると思います． 空港からは，Lisboaカードを買ったものの，荷物もあるためタクシーを利用． リスボン空港は，市街地近くにあるため，ダウンタウンまで20ユーロほどでタクシー移動することができます． タクシーでホテル周囲の地理を確かめながら，ホテルまで30分ほど． 彼処に路面電車があり，さっそくガントレット？発見． ホテルから徒歩圏内のようなので，後で行くことにします． ホテルにチェックイン，ウェルカムポートワイン＋エッグタルトのおもてなしを受け，荷物をdropした後に，明るいうちに謎のエレベータ「サンタジュスタのリフト」へ行くことにしました． ■サンタジュスタのリフト 南欧とも思えない寒さの中，ホテルから3ブロック先の，サンタジュスタのリフトへ向かいました． このリフト，今でこそ，裏山の教会とつながっていますが，建設当時はただ単にエレベータ単独の建物が建っていただけという，謎の建築物だったらしいです． リフトへたどり着いたところ，想像通り行列ができています． 行列最後尾までいったところ，60分待ちの札が立っていました． 明日は明日の予定があるので，黙って並ぶことにします． さて，この行列ですが，大して長くは無いのですが，なかなか進みません． 本来，サンタジュスタのリフトには，エレベータが2基設置されており，それなりの輸送量が確保されていたようなのですが，どうやら片方はメンテナンス中． しかも，上に上がった人が捌けるまで，次の運行をしないようで，運行間隔がけっこうあります． けっきょく，乗り込めるまで，札に書かれていたとおり小一時間ほどかかりました． 20時過ぎでもこの行列ですので，試したい方はそれなりの覚悟が必要です． オイルの臭いがする，100年前のエレベータに乗り込み，料金精算はエレベータ内部で行います． (全員の料金支払いが終わるまで，エレベータは動作しません) 私はLisboaカードがあるのでフリーです． 鉄骨とリベットに囲まれたエレベータは，それなりの速度であっという間に上階へ．．．60分待って，3分の乗車といったところでしょうか？ エレベータの上の展望スペースまで上がり，ひとしきり夜景を見た後に，教会へ渡ってホテルへ戻りました． けっきょく，ホテル着は21時過ぎ． 寒いので，オープンテラスで食事をする気力も無く，すぐに座れそうな店に入って夕食を済ませました． |
  レイバーですが，フンシャル中心街へ行ったところ， キリスト像？をかついでなにやら祭りっぽい 行事を行っていました． |
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  司祭に続いて，なにやらカギを持った少女が続いていますが 何の祭りなのだかまったくわかりませんでした |
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 やることも無いので，フンシャル空港改め クリスチアーノ・ロナウド．マデイラ国際空港へ移動 ターミナルビルには，ロナウドの写真が貼り付けられていました ．．．が，ホントにロナウドか？ |
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 空港駐車場に出て，橋桁方向を望みます |
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 地上から見ると，橋桁の大きさがよくわかります |
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 空港制限エリア内のある，TAPのラウンジ Star Allianceメンバは入場できます Priority PassでもOKです． |
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 室内はこんな感じ 20人も入れば満室です |
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 壁には，過去のマデイラ空港の写真が掲示されていました． 昔は水陸両用機だったのですね！ |
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  ペプシの冷蔵庫ですが，コカコーラが入っていました つまみを期待してはいけません  ビールもあまり冷えていなかったので，氷入りで．．．  時間が来たので．．．Star Alliance Goldメンバーは優先搭乗があります   ．．．といっても，歩いて行くのには変わりないのですが  夕方近いので，機内食はパス あっという間に，ポルトガル本土が見えてきました ロカ岬が見えます  空港のインフォメーションで，即Lisboaカードを買います 紙製で，透かすと電界誘導用のアンテナが配線されているのが見えます   ホテルは，サンタ・ジュスタのリフトとコメルシオ広場の中間にある４つ星 behotelisboa 16，000円/泊ほどします  カウンター脇には，本場エッグタルトとポルトガルワインが置いてあり ウェルカム状態です   部屋は清潔ですが，狭い！ せめて，PCを広げるスペースがほしかった    ベッドルームの割に，シャワー・トイレ・洗面スペースは余裕あり．．． 水圧も申し分なかったのですが，ほとんど換気機能が無く，朝になると便座含めて超結露状態 油断して，パンツが濡れてしまいました  ホテルのある一帯です  路面電車も走っています   タクシー乗っていて気になった謎のカーブへ．．． 残念ながら，電車はやってきません 30分ほど待ちましたがあきらめて．．．    謎のエレベータ．サンタ・ジュスタのエレベータへやってきました 1848年製 ただ単に上下するだけの箱に，1時間並んで，金払って乗ります．    なんと，料金収拾はエレベータのかごの中 全員払い終わるまでエレベータは動きません    鉄骨と，リベットと，木 謎の造形 1時間待って，あっという間に上まで着いてしまいます   裏側の教会へ続いていますが，夜間のため閉鎖されていました   あんな立地ですが，それなりに景色は良かったです   正面にはライトアップされたサン・ジョルジェ城   リスボン大聖堂やマリア２世国立劇場も見えます でも，寒いです |
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