トボガンに乗る(3日目)

昨日下ったケーブルカーを今日は上りで使います
モンテの教会が見えてきました.


■□■トボガンに乗る(2018年4月30日(月)=3日目)■□■
■SIMを買いに...
 初日は,リスボン到着が深夜だったために,ケータイショップは閉店後
 2日目は,日曜だったため,空港含めてケータイショップはお休み.(ホント,空港ぐらいはOpenしていて欲しかったのですが...
 3日目,ようやく平日です.
 データ通信できないと,Gxxgle Mapは使い物にならないので,まずは島の中心部にあるVodafoneショップへ...
 あらかじめ,Strxxt Viewで確認しておいたため,店はすんなり見つかりましたが,朝イチで出かけたにもかかわらず,すでに5人待ち状態.
 しかも,現在対応中のオバサンは,機種変らしく,あーだこーだと処理が進む気配がありません.

 1時間近く待たされて,ようやく順番が回ってきました.
 「プリペイドSIMちーだい」と言ったら,出てきたのは15日間,30GB,18ユーロのもの.
 期間,容量とももてあますサイズなのですが,どうもこの店ではこれ一択のようなので,しかたなく契約...
 APN設定とかは,全部自分でやってねといった感じで,あっという間に店を追い出されてしまいました.
 なんか,前の客とだいぶ扱いが違うぞ!
 まぁ,SIM刺して何回か再起動したところ,APN設定含めてすべて自動で解決.
 無事,Gxxgle Mapが使えるようになりました.

■こんどこそ,トボガンへ...
 Vodafoneでかなり時間を食ってしまい,11時近くなってしまいました.
 さっさとSIMを買って,スクーターをレンタルして島を回るつもりだったのですが,いまからレンタルしても,たいして回ることはできないと思い,
 Vodafoneショップの近くにある,モンテ行きケーブルカー乗り場へ...
 ケーブルカーが空いていたらトボガンに乗るつもりです.

 期待を裏切って? ケーブルカーはがら空き.
 またもや11ユーロを支払ってモンテへ...
 モンテでは,これまた予想を裏切って,トボガン乗車の行列はまったく無し.
 乗り場には,行列整理のための柵まであったので,かなり覚悟していたのですが,あっという間に乗り込むことができました.

 トボガンは,乗り込んでから集金係に料金を支払います.
 乗車時間は10分ほど,シートベルト無し(笑)で,けっこうな急坂を右へ左へ振られながら降りていくので,かなり足を踏ん張りました.
 身長が低い人は,踏ん張りがきかないのでずり落ちていくかもしれません.
 あるいは,乗車している人を見て,スピードを調整しているのかもしれないです...
 まぁ,20ユーロ分楽しめたと思います.
 マデイラ島では,マストな観光かと...

 後日談になりますが,
 初日にトボガン乗れなかったため,2日目にレンタルスクーター,3日目(最終日)にトボガンと,予定を調整していたのですが,
 2日目に乗って大正解.
 3日目は5/1=レイバーデイ=祝日だったのです
 またしても,休業日にヒットして,トボガン乗り過ごしてしまうところでした.
 悪運強しです.

 トボガン降りたところからは,移動手段がほとんどありません.
 自力で再度モンテまで登るか,ぼったくられるのを承知で,タクシーを使うかです.
 タクシーは,移動手段が無いのを良いことに,どこと交渉しても同じ金額...
 しかたなく,フンシャルまで30ユーロを支払うことになりました.

■Blandy &Wine Lodge
 タクシーで,Blandy &Wine Lodgeへ乗り付け,見学ツアーを申し込んだところ,ほんの5分前に出発したところ.
 次は,昼休みを挟んで90分後に出発とのこと.
 悪運尽きました.
 しかたがないので,まずはワインショップの方へ.
 蒸留所併設のブランデー・ワインショップはかなり充実しています.
 ...が,先客がいました.日本人が...
 札束積み上げて,ビンテージものを根こそぎさらうような買い方をしています.
 1人しかいない店員も,対応に忙殺されており,こちらの相手をしてくれそうにありません.
 この客に,冷ややかな目をあびせつつ,店を後にし,いったんバスの車窓から見かけたハプスブルグ家,エリザベートの像を見に行くことにしました

■ハプスブルグ家のエリザベート
 ハンガリーから16才のときにハプスブルグ家を嫁いだエリザベート,最近,Cuvie先生が彼女を題材にした漫画の連載を開始されたので,知識のある方もいらっしゃるかもしれません
 結婚後,23才の時に転地療養で訪れたのが,このマデイラ島です.
 マデイラ島では,島民にかなり人気があったそうです.
 つい,百数十年前のことですが,地元から離れた縁もゆかりも無い土地に石像まで作られており,人柄が偲ばれます.

■ジラオン岬(Cabo Girao)
 ホテル近くまでバスで戻り,ビールを飲みながら昼食(この時点でスクーターはあきらめました)
 昼食が終わったのは14時過ぎ,レストラン前に止まっていたタクシーと交渉し,ジラオン岬まで40ユーロでFiX.
 昨日回った,エイラ・ド・セラードの展望台も絶景でしたが,ここも勝るとも劣らずです.
 ガラスでできた展望台が,岬の上に張り出しており,500m下の海面まで,遮るものがありません.
 まさに,絶景.
 帰りに,展望台下へも寄ってもらいましたが,なぜ絶景ツアーコースにここが含まれていないのか謎です.
 充分堪能して,ホテルへ戻り,ゆっくり休息後夕食へ出かけ,2日目を終了しました.

こんなカゴに乗って,2kmを下るのがトボガンです



前を行く人



けっこうなスピードが出ます
毎日何台ものソリが下るので,道はツルツル



同じ道を車も走ります
雨の日とか大丈夫なのでしょうか?



記念撮影もしてくれます
10ユーロを高いと思うか?


 
終点では,カゴをトラックに積み込んでいました.
昔は,舗装していない道を下っていたようです.



 
平日ですが,メインストリートは多くの露天が出ており,ワインの立ち飲みもやっています
近くの公園に,ハプスブルグ家のエリザベート王妃の像がありました.




かるーく昼食をすませ...



 
ジラオン岬へやってきました.



ふつーの取り付け道路を進むと...


 
ヨーロッパで2番目の高度差がある岬の突端に出ます
500m以上の高度差!


 
メッシュの鉄板と,ガラスの床になっています
雨天時や,ピンヒールはつらい場所?!


 
大人は腰が引けていますが,子供は関係無しですね(笑)


 
これだけの絶景ですが,それほど観光客は多くありません
今回,世界中で見かける中華系の観光客をまったく見かけなかったのは,やはり遠いからでしょうか?



岬の駐車場で謎の観光バス?に遭遇
町中では,一回も見かけていません



ジラオン岬の下から...
けっこう張り出しているのがわかります.


← マデイラ島へ(2日目) まさかの休日(4日目) →



Top ページへ戻る
ブログへ行く