2013年1月6日(日) 
            ■バンクーバー(YVR) →ロサンゼルス(LAX) 
             6:05の便でカナダを出国し,ロサンゼルス経由で帰国します. 
            カナダ→アメリカの主要路線は,カナダ出国時にアメリカ入国審査を行うので,すこしはやめのスケジューリングが必要です. 
             
             1:56,あわてて洗顔し,荷造り. 
             3:00ジャストにチェックアウト. フロントは,3時間前と同じおねぇさん.「ずいぶん短いですねぇ」と言われてしまった(笑). 
             
             正面にフリーシャトルが停まっていたので,乗り込んで空港へ.(けっきょくタクシーは使わなかったが,運転手の荷物出し入れにチップをあげたので,小銭は用意しておいて良かった) 
             
             3:10,バンクーバー空港のアメリカ出国コーナーに到着. 
             けっこう,ベンチや床で寝ている人がいる(いわゆる,駅寝ならぬ,港寝.) 私ももう少し若ければこれで良かったかも知れない. 
             ところが,航空会社のカウンターは無人. 例の自動チェックイン機で手続きしようとしたが,AC発券のeチケットでは,ASのボーディングパスは出てこない. 
             
             しかたなく,カウンターが開くのを待つ. 
             4:00 カウンターオープン. 
             ACが振り替えでexective firstをアサインしてくれていたので,長蛇の列を横目に優先搭乗手続き. 
             カウンターでACが発券した振り替えチケットなんで,ASのパスが出ないんだョ!と言ったら, Mr.XXXXですね,承知してます.と言って,あっさりボーディングパスが出て,預け荷物も成田まで手続きしてくれた. 
             ちょっと拍子抜け. 
             
             カナダでは,出発空港でアメリカ入国手続きができるので,アメリカ到着時の入国手続き列に並ばなくて済む. 
             あっさり,チェックインが終了し,入国審査まで行ったが,ゲートが開いておらず4:30まで待たされる. 
             入国審査では,「3時間のトランジットだけで,日本の家に帰るんだぃ!」と行ったにもかかわらず,「おまえの家は日本にあるのか?」など聞かれ,微妙に会話がかみ合わない(笑) 
             無意味な会話をいくつかして,難なく入国手続き終了. 
             しかし,2014年の日米入国手続き簡易化が待たれます! 
             
             もう使わないと思い,カナダドルを日本円へ両替. 2000円札と50円玉が出てきたのにはおどろいた. レートは日本より若干良いので,手数料を考慮して大量に持ち込めば,為替長者になれるかも知れない. 
             こんな時間なので,ラウンジはオープンしておらず,ふつーにゲート前で待つ. 
             6:05発AS708は定刻に出発. はっきりいって昨日の今日で爆睡していたため,サービス等はまったく記憶にありません. 着陸モードで起きたら,サイドにナッツが置いてあった. 
             機内アナウンスのにーちゃんが,DJのりでセキュリティ案内やっていたのが笑えるエアラインだった. 
             アライアンスも違うし,緊急避難的なことでもない限りきっともう乗ることはないでしょう. 
             
             定刻前にロサンゼルス(LAX)到着. カナダで入国手続きを済ませているので,国内線扱いでさっさと外に出ることができるのだが, なぜか流れで先頭を歩くハメに...(笑) LAX初心者に先頭歩かせて良いのか?(笑) 道案内のサインを頼りに,どうにか迷わず外に出ることができた. 
             
            ■ロサンゼルス+ファーストクラスラウンジ 
             ターミナル間シャトルバスをどこで捕まえればよいのか迷ったが,問題なくトム・ブラッドレイ国際線ターミナルへ移動. HN005へチェックインした. 
             ここでは,ファーストクラス用チェックインカウンターが開いていたが,当然客は少なく,カウンターも無人だった. 
             けっきょく,建物の外へ出て,アメリカの土を踏んだのは,シャトルバス乗降車の数百歩だけだった. 
             
             搭乗前のセキュリティチェックで,どういう基準か全身スキャナに選別される. 自分がどのように写っているのか興味があったが,客側からは見ることができないようだ. 
             ...そしてファーストクラスラウンジへ. 
             ホントは,unitednレッドカーペットファーストラウンジへ行きたかったのだが,指定されたのがスターアライアンス共用のファーストクラスラウンジ. 
             これ全員ラウンジへ行くのか? と,思うほどエレベータに人が乗り込んだが,同じフロアにあるビジネスラウンジの人たちでした. 
             
             ラウンジの食事は,「ビジネスと同じ?」くらいのしょぼさ. 単に空いているだけ? 食事は機内食に期待して,そこそこに退散した. 
             
            ■はぢめてのファーストクラス 
             たしかに,往路でもAir CanadaのExective Firstに乗ったが,あれは日本で言うところのビジネスクラス. 
             今回のファーストクラスは,5ヶ月前にチケットを確保したとき同時に,すべてのポイントを使ってアップグレードオファーを出したもの. ダメもととは思っていたが,11月下旬に確定したときはうれしかった. なにしろ,このために日程を1日延ばしてLAX経由の帰国にしたのだから!(笑) 
             
             少し遅れて,11:10搭乗開始. 
             ボーディングブリッヂは2つ接舷されているが,1つはファーストクラス専用. 搭乗してすぐに,「お着替えになられますか?」と聞かれる. そう,ファーストクラスには室内着(=寝間着とも言う)が準備されているのだ...が,昼行便なので,断る. 
             
             離陸して1時間. 食事のサービスが始まった. 
             KRUG飲み放題...といっても,ガバガバ飲んでいたわけではないが. 
             キャビアひと瓶. メインは子羊を選択. これは美味かった. 
             
             ほろ酔い気分で,実写版るろうに剣心を見ていたが,いつの間にか熟睡してエンディングがまったく記憶にない. 
             
             釧路沖を飛行中に,山菜うどんを頼んだ. これで,だいぶ体の目が覚めてきた. 
             特に事件も発生せずに,無事成田(NRT)到着. 
             
            ■最後にやってきたトラブル. 終わり悪ければすべて○○○. 
             カメラを除いた荷物はYVRで預けてきたので,身軽なもの. NRTに到着したらさっさと荷物を持って最前列で降機の準備. 
             ドアが開いた. 迎えのスタッフがいる. CAと会話を始めた. 
             GA「お客様の中に○○○様はいらっしゃいますか?」 
             CA「私の後ろにいらっしゃる方です」 
             私(もしや荷物が...なんとなく,この時点で想像できてしまった) 
             GA「お客様の荷物がLAXで私どもに引き継がれて積載された記録がございません」 
             私「やっぱりなぁ...」 
             GA「最後の荷物が出てくるまでおつきあいいただけないでしょうか?」 
             私(あぁ...これで,バス一本後が確定だな!) 
               ・・・ 
             えぇ,待ちましたョ! 最後の荷物が出てくるまで,延々と立ちっぱなしで 
               ・・・ 
             もちろん,出てきませんでした. 
             まぁ,バッグの中には,着替えと土産しか入っていないんだけど 
             帰りは荷物無し,身軽でいいやと,ポジティブシンキング. 
             バスの時間まで,到着ラウンジでビールを飲んで待つ. 
             
            ■後日談 
             翌日から会社. 
             時差16時間だが,まったく気にならない. 
             週末だけ,毎週のように昼夜逆転生活をおくっているのだから,もう慣れてしまった? 
             もちろん,会社へは土産を持って行けませんでした. 
             そして,昼過ぎ,ANAより電話が...「発見されました. LAX国内線6番ターミナルにありました.」何のことはない,引き継ぎされずに,そのまま到着ゲートに放置されていたのだ. 念のため,発券はNRTまでだったので... 
             
             ANAには,仕事があるので,荷物の受け取りは22:00以降がよいと伝えたところ,二つ返事で諒承してもらえました. 
             そして,詫び状と,粗品まで... 
             最初に載ったアラスカエアの落ち度と思われるので,ANAにここまで平身低頭されるとこちらが恐縮してしまいます. 
             
             そして,翌日より超激務開始. 
             さすがにレポート更新のために3時間の睡眠をさらに削ることはできないので,1ヶ月以上かかってしまいましたが,ようやくオーロラ紀行をcloseできます. 
             
             ...次は...じつはすでに沖縄へ夕飯喰いに行ってきました. いつもの店です. それだけです. 
             
             大物は,3月末にミャンマーが控えています. これまた珍道中の予感! 乞うご期待!! 
             
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            Delta Vancouver Airportのフリーシャトルバス. 
            空港から歩けない距離ではないが,歩行者は皆無. 車はびゅんびゅん飛ばしているのでおすすめできない. 
             
             
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            YVR米国向けターミナルには,なぜか世界のドナルドコレクションが...ちなみに,裏側もドナルド 
             
             
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            AS708は6:05発. 唯一openしているスタバは長蛇の列! 
             
             
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            LAXのANAチェックインカウンター. First Class用のカウンターがありますが,客がいないためGAはビジネスと共用. 
             
             
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            First Class用ラウンジ. ごらんのとおりがら空き. 
            時間も早いので,主食系はほとんど無し. 残念ながら酒の造詣が無いため,品揃えの善し悪しは不明 | 
          
          
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            First Classの座席. フルフラットになり,前の足置きと合体する. さらに,CAがベッドパッドを引いてくれて,本格的なベッドに変身する. 
             左側には,ノイズキャンセラー付きヘッドホンが.(自分のmp3 playerに付くかと思ったら,NGだった) 右には眼鏡入れが... | 
          
          
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            シートのリクライニングは,タッチパネル操作になっている. 
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            食事リストと,ワインリスト 
             
             
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            まずは,前菜 
             
             
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            KRUGは飲み放題です 
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            | 残念ながら,キャビアは食べ放題ではありません. これほど大盛りで食べたのは,人生初かも知れない. | 
          
          
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            サラダもしゃれた盛りつけ. 
             
             
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              メインの子羊. これが絶妙. | 
          
          
            ここまで来て気付いた...皿の向きがすべて統一されている! 向きに合わせて盛りつけてある!! ギャレー内で盛りつけているのだろうが,すっげー!のひと言. 
             
             
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            〆のキャラメルアイス 
             
             
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            10時間飛行していたら,さすがに腹減りました. CAさん長時間ご苦労様でした. 
             ホント,立ちっぱなしでたいへんですよねぇ. 
             どこかの,中華系航空会社は平気で空き席で寝てますけど... |