■2013年3月29日(金) 汽車,バス...
 今日も,となりのお寺に4:00に起こされました.
 とは言っても,7:30にホテル出発. ミャンマー国鉄の環状線に乗りに行きます.
 早朝のため,まったく渋滞無し. 7:50にはヤンゴン中央駅に到着.
 ヤンゴン中央駅は,日本で言えば東京駅に相当する駅なのだが,とても閑散としていた.
 駅の中も,長距離列車のホームのみ,ゲーとら敷物があるが,中に入って写真撮って良いか聞くと,「どんどん撮れ撮れ!」welcom状態だ.
 ホームの掃除は,行き届いているようだ.

 長距離列車を横目に,跨線橋を渡って,環状線のホームへ.
 ここの駅長室?で,外国人用のチケットを買う.
 チケットを買ったのはよいが,けっきょくさいごまで検札は来なかった. 現地の人たちは,けっこうタダで乗っている人多いのではないか? と考える.
 (もちろん,駅の改札も無しだ!)

 8:20出発の外回り一番列車が入ってきたのは,8:17...即座に機廻しして10分遅れでヤンゴン中央駅を軽く汽笛を鳴らしただけで出発した.
 ほぼ,予告無しで出発だが,客車にはドアが付いていないので,飛び乗り,飛び降りし放題だ.
 環状線は,なんと全線複線,日本と同じ左側通行だ. 日本時代の名残なのか,植民地英国の名残なのかは不明.
 ラッシュ時間帯の朝には,15分ヘッドほどで,運行されている.

 車内には,ハンドキャリーで持ち込めるものは何でも持ち込んでいる. 一応,みんな人間には配慮して持ち込んでいるようだ.
 ここでもインスタントカメラは大活躍.

 列車は,最高速度20Km/hほどでガタゴト走る.
 1時間半ほどで,中間点の"Da Nyin Gone Station"に到着. 下車する.
 ここには,駅に隣接して,かなり大きめな下町マーケットがう薄暗くひろがっている広がっている.
 ヤンゴン中央駅で積み込まれた,行商的荷物の大半も,この駅で降ろされた.

−−−
 途中で,白象を見て,食事をした後,ダウンタウンへ戻る.
 けっきょく,日本の旧車にまったく遭遇できず,残念な結果だった.

 食事の後,巨大寝釈迦仏を見学, 
 インレー湖でまたまた,コーヒーを飲んだ後,チャイナタウンへ向かう.
 今度は,ここから"バス"だ!

 びっくりしたことに,バスには非接触ICリーダーが付いていた.
 コインが存在しない国にとっては,良い収受手段かも知れないが,一回も利用されているのを見ることはできなかった.
 ともかく,バスの行き先案内,車掌のアナウンス,すべてビルマ語なので, 日本人にとってはひじょうに敷居が高い交通機関と思われる.

 スーレー・パゴダまでバスに乗った後,チーさんの家へ伺い,夕食をごちそうになった.
 ホテルに20:00に戻った.
 少し早いが,今日もよく行動したため,ぐっすり眠ることができた.

8:00少し前のヤンゴン中央駅
写っているのはタクシーのみ.人影はまばら.
金曜朝が,こんなものでよいのか?


いっしょうけんめい,仕分け作業中


ヤンゴン中央駅の長距離列車待合室...とはいっても,外からのアクセスは自由.


いたるところに,LEDが設置されているが,なんか国名間違ってない?(笑)
長距離ホームに停車中のネピドー行き(多分)
(下)到着済み列車表示
このほかにも,手書きのものも存在した



なぜか,線路のど真ん中に枕木で通行止め?
このホームは,使われてないように見えた.
8:00発のネピドー行きが"定刻"に出発. 軽く汽笛のみで,発車ベルトかは無し! 写真撮っていたら,機関士に手を振られてしまった.
環状線ホームや,線路脇では,立ち食いソバならぬ,立ち食い焼そば営業中.
子供の写真を撮っていたら,俺も撮れワタシも撮れ...と人気者になってしまった.



10分遅れで,折り返しの環状線が到着. 走行中からバラバラ人が降りてきます.
けっこう,乗車率は高い.(ラッシュ時間帯?)
 列車は残念ながら期待していた日本製の旧車ではなく,ミャンマー製の客車のようです.
 ドアに扉は付いていませんし,客車間の連結器部分は貫通扉が無く,行き来できません.



 人力で運び込めるものなら,なんでも持ち込んでしまえ!って感じです.
 車内は,ごらんの通り,プラ製ベンチシート.
 窓全開.ドア全開...雨降ったらたいへんそうだ!

 そうしているウチに,となりの線路を機廻ししてきた.

 車内には,果物,アイスクリーム,かみタバコ...車内販売というか,行商というか...各駅ごと引きも切らず乗り込んできます.
 なぜか,飲み物売りは見かけなかった.




途中で,廃車の山が...

昨年より,新車買い換えの補助が付いたため,イッキに自動車買い換えが進み始めたため,この一年で廃車の山ができたそうです.

日本車のシェアはかなり高いのですが,日本から持ってきたままななので,内装等はすべて日本語表示になっています.



 "Da Nyin Gone Station"に到着.
 下車しました.

 積み込まれていた荷物も,降ろされています.



もう,降りたホームの上から市場状態になっています.
列車が入ってきたら,どうするのでしょうか?


ホームから直接降りて,線路を横断したところから,市場ができていました.
一部は常設の屋根があったので,年間を通じて市場が開かれていると思われます.
(右)バナナやの店頭で,女の子が札束を抱えて商売中.


(左)味の素の量り売り! 初めて見た.
(右)香辛料など


反対方面の列車が入ってきました. 人がはけたところで写真を撮ろうと,日本流に待ちかまえていましたが,人がどく気配が無い!(笑)
しかたなく,この状態で撮影



 見ると幸福になるといわれている白象.


今日は昨日とは一転,英国風の超高級レストランで昼食!
エアコンが効いています.


中心地へ向かって移動していたら,前方に見覚えがあるカラーリングのバスが...
やっぱり,横浜市営バスでした!(笑) こっちはかなり程度がよさそう!


巨大寝釈迦仏.
足の裏には,108の煩悩が刻まれています.



 インレー湖へ移動
 旧王族の船を模したものは高級レストランになっています.

 日式っぽい店を発見.
 中国まで行って寿司喰ったことはあるが,ミャンマーまで来て食べようとは思わず.

 ちなみに,客はいなかった.


 ちょこっと休憩した店の前に停まっていた車.
 名神高速の作業車ですが...よ〜く見ると...TAXIマークが付いています!
 第二の人生ならぬ,車生もがんばっています.


一転,チャイナタウンへ...
19番ストリート(右)は夜になると,露店であふれるとのこと. くしやきストリートの別称があるとか...



 スーレー・パゴタまでバスに乗車.
 まぁ,この距離なら乗り間違えることもないだろう...と

 車内はほぼ満席.
 最前列は,お坊さん優先席らしい.

 "iPay"という,電子マネー収受装置が設置されていたのにはおどろいたが,誰も使っていないし,チャージできる箇所を特定できなかった.



 スーレー・パゴタから,チーさんの家へ.
 中心街の5Fに住んでいる.
 下から,呼び鈴のひもを引っ張り,到着を知らせる.
 階段で5Fへ...
どこの家にも,仏壇があるそうです.
(左)ふたりの娘さんの部屋と,ご夫婦の部屋
(中右)風呂場
(右)トイレ
ときどき断水するそうで,ドラム缶2本文が貯水されていました.


チーさんの勉強机
料理中の奥様
娘さんと,奥様. 上の娘さんは今年医者に合格とか...グリーンカードも取得でき,5月頃に渡米とのことでした.



ダゴンビール
中国と違い,スーパーのビールは冷えています.

ミャンマー式焼そばを,臨家よりいただきました.
エビ美味かったです.

総じて,メンマーの料理は油は使われているけど,辛くないし,塩気も少ない.
でも,外気温は暑いので,とてもビールがすすみます.



< 2日目 会社訪問,寺訪問 4日目 瞑想,さらばミャンマー >



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