■2013年3月28日(木) 寺へ,会社へ...
<朝>
 せっかくなので,露店でモヒンガーを食べようと散歩がてら外へ出る。...散歩開始5分。なんとスターバックスを見つけた。
 ミャンマーには,スターバックスは未進出と聞いていたので,大発見! ホテルからも近いので,さっそく夜にでも訪問しようと決める。

 カンドージ湖沿いにさらに10分歩くが,まったく露店らしきものが営業していない。 日本で言うところの山手地区に宿泊したのは大失敗だったのだろうか?
 20分ほど歩き,あきらめて引き返し,ホテルで朝食。 なんと日本食がそろっているが米は長粒種。
 そんなのはお構いなしに,どこへいってもいつも通り,洋式で食事する。
 唯一まともなコーヒーを飲んだが,味はイマイチ。 (後述するが)インスタントを飲む文化があるので,ドリップ系がもう少し洗練されることを望む。

<シェダゴン・パヤー>
 前述したとおり,まったく地理に不案内,数字すら読めない国(ビルマ数字しか記載されていない箇所が多数ある!)なので,ガイドを依頼している.
 本日の訪問先,NTTデータミャンマーへは13:00の約束なので,午前中はヤンゴン最大の観光先,シェダゴン・パヤーへ向かう.

 今後,ミャンマーへ訪問する方へ
 入国したら,まず最初に「サンダルを買え!
 はっきり言って,いたるところで靴下まで脱ぎます.
 逆に,どんなところでもふつーのビニールサンダルで文句言われません!(超高級ホテル,レストランでもサンダルOK!(笑)
 もったいないけど,最後に捨てていけば良いくらいのイキオイが良いです.

 ガイドのチーさんと9:30に落ち合い,2kmほど離れたシェダゴンパヤーへ向かいます.
 シェダゴン・パヤーは小高い丘の上に建立されており,東西南北に入口がありますが,北と南にはエレベータが着いています.
 なにはともあれ,エレベータ前で靴下まで脱ぎ,シェダゴン・パヤー内へ.

 金ぴかピカピカだ!

 仏像も,ことごとく後光が差しています!
 日本のわびさびとは対極にありますが,ここまで徹底的にやると芸術です!
 夏休み中と言うこともあり,小学生相当の得度式がいたるところで執り行われていました.
 八曜日を参拝して,11:00過ぎにいったんパヤーを後に,アウン・チュカというそこそこ有名なローカルレストランへ.
 もちろん,カレーを食べる.


<NTTデータミャンマーへ>
 昼食後,余裕を見て空港近くのNTTデータミャンマー様へ.
 まったく渋滞がなかったため,30分かからずにICTパークへ到着. 時間調整のため,地元食堂で休憩することにした.
 ここで初めて3in1コーヒーの洗礼を受けた.
 "One Coffee, no sugar"と言ったにもかかわらず,出てきたのはデミタスカップに入ったお湯と,3in1 coffee...つまり全部入りインスタント.
 簡単といえば,簡単なのですが,ものすご〜く甘かった!

 時間になったので,NTTデータミャンマー様へ.
 ここは,昨年12月に認可が下りたばかりの会社. 従業員は70名弱だが, みんな一心不乱に画面へ見入っている. のびをする人すらいないのは,恐ろしいほど.
 立ち上げた直後で,ほとんどのメンバは研修中とのこと. 日本語能力は未知数だが,この姿勢ならあっというまにスキルアップするのではないだろうか?
 単価は,初任給ベースで中国の半分.
 定着率は未知数だが,手取がよい他の職業よりICT産業を選んだ彼女たち(女性が多いので...)は,日本企業の良いオフショア先になるのではないかと思われる.

 何しろ,4日間滞在中10回ぐらいタクシーに乗ったが,ふっかけられたのは1回だけ.
 表裏無く誠実に対応してもらえるので,日本人向きの発注先と考えられる.


<ボージョー・アウンサウンマーケットと,スーレー・パゴダ>
 14:00に見学終了. 夕食をご一緒する約束をし会社を辞した.
 そのまま車でダウンタウンへ.
 中心部のボージョー・アウンサウンマーケットと,スーレー・パゴダ周辺を見学に.
 ボージョー・アウンサウンマーケットは,こんなに宝石店ばっかりあつまって,生活が成り立つのか?というくらい宝石店がいっぱいある.
 もちろん,簡単に手が出ないようなものから,原石まで.
 とうぜん,鑑定眼などないので,冷やかしていただけです.


<夜のヤンゴン>
 これまた,ヤンゴンでの人気店「ホットポット」でミャンマー式火鍋を食べ, 朝チェックしたスターバックスと,プールバーをチェックしに...
 スターバックス:まぁ,ホンモノといえばホンモノ,パチものといえばパチもの."豆"はスターバックスから仕入れたらしい.客はゼロ! 堂々とスターバックスを謳っている.
 プールバー:いわゆるビリヤードではなく,ホンモノのプールがある. これまた客はゼロ! ガイドのチーさんに教えたら,興味を示していた.

 スターバックスがハズレだったので,繁華街のJJへ.
 おねぇちゃんを指名して,ビールを飲み直し.22:00に撤収したら,周囲はすっかりさみしい時間帯となっていた.
 帰国後わかったことだが,仏教徒とイスラム教徒が衝突しており,飲食店には21:00以降の営業自粛指示が出ていたらしい.

 夜,シャワーを浴びたら,足の裏が真っ黒くろすけだった.

ホテルの朝食は,なぜか"和"が充実しています.
朝から串カツがありました.
ミャンマーでは"豚"をよく食べます.



ホテルの近所で,ミャンマーには存在しないと言われていたスターバックスを発見!
23:00まで開いているようなので,夜再訪することにした.


 朝,熱くならないうちに,シェダゴン・パヤーへ行くことにしました.
 外国人の入場料は$5/日,何回でも入場できますが,シールを紛失しないことが条件です.
そこら中が金ぴかです.
仏像も,LEDの後光が差しています.



子供に気付かれてカメラ目線になってしまった.


地方から出てきたという,若いお坊さんたち.
インスタントカメラで写真を撮ってあげたら,たいへん喜ばれた.
 塔の先端付近に付いている宝石等を見ているところ.


学校が,夏期休暇中ということもあり,着飾って得度式をあげている.
そこに,幼稚園児の一行が通りかかった. みんな,誰に言われるでもなく,真新しいお坊さんを拝んでいる.



これまた,地方からのお坊さん一行.
鐘に額を付け,拝んでいる姿がかわいらしい.



 みんな,自分の八曜日の像に水をかけている. 年齢回数かけるらしいが,1/10でガマンしてもらった.



 昼は,地元のレストラン「AUNG THUKHA」へ.
 有名らしい.
 施しをするらしいので,店内には坊さんも食事をしていた.

 2Fに上がり,座敷(板の間)でゆっくりと食事した.
料理は,1Fのカウンターで,指を指して指定する.
野菜,スープ,米はデフォルトオプション.
昼前であったが,1Fはけっこう混んでいた.



ミャンマーICTパークへ移動
NTTデータミャンマー様の入居するビルは,まだ工事中.
2Fの一部だけ使えるようになっていて,そこで業務を行っていた.

 待ち合わせまで,少し時間があったので,パーク内の食堂でお茶をする.
 ここで,はじめて3in1コーヒーの洗礼を受けた.

 甘い!

 しかし,雨期になったたいへんそうな構造だ!


NTTデータミャンマー様へ...
電源容量が不足しているとのことで,居室にエアコンは入っていないが,だらだら仕事をしている社員は皆無だった.
日本語>英語のプライオリティで作業指示をしているとのこと.
1時間ほど,現況をお伺いして会社を辞しました.


 ヤンゴン一の昼の繁華街ボージョー・アウンサウンマーケット
 観光客目当ての店が大量に入っています.
 マーケット前で,ライオンズバスに遭遇. もちろん.右ハンドルなので乗客は車道側の乗降口から出入りします.
 右は,マーケット全景.


 マーケット入り口に,体重計屋さんがありました. 印刷された体重の裏にはおみくじがあるらしいのですが,どうも本日は不調らしいです.
 道路に面した軒下では,南国フルーツが売られています. リンゴだけは中国からの輸入品らしい.
 マーケットのメインストリートは広く撮られていますが,一歩奥にはいると,すれ違いも困難な路地が続きます.


 何をやっているかわかりますか?
 宝石の路上取引です. 通りかかると,路上茶店のボーイが,「座っていけ,何を飲むか?」と客引きをします.
 もちろん,お茶だけでもOKですが, お茶を飲みながら,宝石の取引が始まります.
 外国人は,ミャンマー国外持ち出し時に正規の領収書が必要なので,路上取引は要注意です. まぁ,騙されるのが関の山でしょうが...


街の中心,スーレー・パゴタへ移動.
4月にはいると,ミャンマーの新年「みずかけ祭」が始まるので,市庁舎前には特設ステージが建設中でした.


2台に1台はタクシーではないだろうか? というヤンゴン市内ですが,どこかで見たことがあるようなバスが大量に走っています.
(右)独立記念モニュメント


(左)公衆電話やサン ミャンマーではコイン(小銭)が流通していません,携帯電話も普及が始まったばかりなので,有線の固執電話やサンがいたるところにあります. 各店舗には時間を計測する人がいて,通話時間に応じた金額を支払うようになっています. ちなみに,docomoの3Gはバリ3でした.
(中)戦勝記念公園越しに,スーレー・パゴタを見る.
(右)英国植民地時代からの建物. 現在は,市最高裁.



車は右側通行. 日本から輸入したバスは,右側にムリヤリ乗降口を設置している.
ドア,窓,メンテナンスハッチは常に全開!
バスの行き先表示板は,数字を含めてすべてビルマ語のため,行き先はまったくわからない. 2名乗っている車掌が行き先をわめいているが,外国人にはとてもハードルが高い.



イラワジ川の渡し船.
周囲に橋は無いため,かなり混雑していた.



シェダゴン・パヤーの夜景.
21:00までは参拝できるそうだ.
昼間は40度近くまで上昇し,床を裸足で歩くのもツライくらいだが,夜は昼間に比べれば快適だ! 今回は三脚持ってきて大正解!
東参道からみた,シェダゴン・パヤー.
丘の上にあるので,かなり遠くからも見ることができる.


夕食後,朝チェックしていたプールバーとスターバックスへ.
周囲には大使館とか多い高級住宅地だが,どちらも客ゼロ...とゆーか,はやくホンモノのスターバックスが進出して欲しいものだ!


JJという,おねぇちゃんのいる店で飲み直し. ともかく暑いし,夕食が火鍋だったのでビールがすすむこと!(笑)
22:00すぎに店の外へ出たら,あたりはすっかり寂しくなっていた.


< 1日目 ミャンマーへ 3日目 鉄道,バス... >



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