■2014年4月26日(土)
バルセロナで路面電車+AVE1等車(3日目)

 バルセロナ2日目です.
 本日の予定は,
 (午前中)ブルートラム乗車-(午後)スペイン版暴走特急AVE乗車-(夕方)マドリッド超簡単観光 というスケジュールです.

■ブルートラム
 バルセロナには,路面電車が複数走っています.
 そのほとんどが,新市街を走るいわゆるLRT連接車タイプですが,旧市街郊外から山上の遊園地を結ぶ区間のみ,一時廃止されていた旧タイプの路面電車を復活させたブルートラム路線が土日祭日のみ運行されています.

 今回は,せっかくバルセロナ滞在が週末とかぶったため,ふつーの人はカンプ・ノウへ行くところ,ワタシはブルートラムへ乗りに行きました.
 こちらの人たちの生活は約2時間後ろにずれているため,早々に朝食をとり,荷物を預けてチェックアウト,地下鉄3号線でカタルーニャ駅へ移動し,カタルーニャ鉄道が運用している地下鉄7号線に乗りました.
 この7号線は,相互運用区間を除くと単線のため,15分ヘッドでの運用となっており,終点まで4.1kmしかないのにタイミングを逃すとえらく時間がかかってしまいます.

 幸運なことに,カタルーニャ鉄道の駅へ着いたタイミングでティビダボ行きはすぐに発車10分ほどであっさり終点であり,ブルートラム起点へ到着しました.

 実はここで地下鉄駅前にあるはずの,路面電車の停留所を探してしまいました...というのは,駅前交差点の一番想像していなかった方向に停留所があったからです.
 そう,停留所は,もっとも急坂=路面電車がこんな坂上ることができるのか?という方にありました.
 そうこうしている間に,ブルートラム到着...あわてて乗車券を購入し,飛び込みで乗車した割には運良く運転手の真後ろに陣取ることができました.
 ブルートラムは,つりかけ音を届かせながら,路面電車と言うよりは登山電車に近い急坂を駆け上がっていきました.
 終点で降車...ワタシ以外は全員遊園地へ直通するフニクラ=ケーブルカーに乗り換えましたが,ワタシはそんなことはしません. 次の折り返しが来るまで終点の停留所で待ちました...もちろん,写真を撮るためです.
 そして,何事も無かったように,線路に沿って道を戻りました...もちろん,写真を撮るためです.(笑)

 路面電車で10分ほどのところを,ゆっくり1時間近くかけて起点まで戻りました...なかなかいいものです.

■AVE
 明日,朝イチでアルヘシラス行き列車に乗るため,こんばんはマドリッドでトランジットです.
 マドリッドまでは,バルセロナから予約不要なシャトル飛行機が出ているらしいのですが,スペイン版新幹線AVEで移動しました.
 本当は,特等席のClubを利用したかったのですが,今年に入って運用が変更され,週末のClub(特等車)は廃止,Preferente(1等車)は食事サービスが土日のみ廃止されてしまいました.
 JRのグランクラスが参考とした,機内サービスならぬ車内サービスを期待していたのですが,何とも残念です.(そのグランクラッセはスペイン国鉄では夜行列車の最上級寝台を指します)

 Preferente以上のクラスは,駅のラウンジが利用できるらしいのですが,ざっと見てバルセロナ・サンツ駅構内では見つけることができず,しかたなく駅のスタンドで生ハムトマトサンドとビールを購入,昼食としました.

 AVEは予定通り定刻の2分前に発車.
 食事サービスはありませんが,イヤホンと,新聞・雑誌サービスはあり,カフェカーも営業中. 特に困ることも無く,時速300kmを出しながら約3時間でマドリッド・アトーチャ駅へ到着し,駅前のホテルへ入りました.

■マドリッド超簡単観光
 チェックインしたのが17:30...みなさん,シエスタから覚めた頃,まだ日も高いので早めの夕食を兼ねて,王宮前広場まで行くことにして宿を出ました.
 ここで,今回の旅最大の失敗が...
 どうせトランジットとのつもりで,まったく下調べをしてきませんでした.
 地下鉄の駅へ行きましたが,スペイン語しか表示されず,まったく切符を買うことができません. 有人窓口にも人影は見当たらず,まぁ,2kmぐらいだから歩いて行けばいいや...と徒歩での移動を始めたのが失敗でした.
 けっこう,交差点が直角に交わったいないため,いつのまにか目的地方向から左へ90度ほどずれて歩いていました.
 気づいたら,王宮裏を流れるリオ・マンサレナス河畔へたどり着いていました.
 ...なんと,ここで低血糖発生! やばい,と思い,目の前にあったバルにかけこんで,ビールと食べ物を注文. 工事人のおっちゃんたちと,レアルの試合を見ながら意図しない見知らぬ街角での夕食となってしまいました.

 バルを出たところで,「アトーチャ」と表示しているバスを発見. そのまま飛び乗って宿へ戻り,本日の修行は終了しました.
 バルセロナの路面電車は,普通の住宅地の,考えられないような急勾配を走っています.


 始終点の停留所だけは,路肩に設置された棒線になっています.
 台車は,香港のトラムと同様に1つ.軸間に急勾配制動用の圧着式レールブレーキが装備されています.


 週末しか運行されていないため,切符売りが停留場脇で,大きながま口を開きながらチケットを販売していました.


 運転手OBのような,じいちゃんが運転しています.


 
マスコン?はワンハンドルで,左側写真の位置は1ノッチあたり. 左側に回すとブレーキがかかるようです.
線路はアスファルトに埋もれているため,路盤形状はわかりませんでした.
このあと,正面の山を登っていくとは思いもしませんでした.


 
 終点で,トロリーポールを進行方向と逆側に回し,方向転換作業終了です.
 しかし,スクーターが車止め代わりになっているとわ!


 
今日は,天気も良く客もたくさんいるので,すぐに戻っていきました.
そして,乗客は遊園地へ行くケーブルカーに並びます...もちろん,ワタシは遊園地に興味はありません.



路線図を見ていただけるとわかりますが,中間駅はありません.
また,ぐるっとループして高度を稼いでいるのがわかるかと思います.



 
折り返しのトラムを待っていたら,なんか見覚えのある絵が描かれたバスがやってきました.
4/25からバルセロナでも公開が始まったそうですが,これぢゃぁ誰が主人公か,まったくわからないんぢゃないかと思います.(笑)


 
坂を下りながら,要所要所で撮影をしました.
青い空と,外国の町並み,古い列車...非日常です.


 
心なしか,下りの方がスピードを控えているような気がします.


 
カーブしきったところに,郵便ポストがあったので,記念に1枚.


 
そろりそろり下りてくるので,トラムの後ろは渋滞しています.
起点の停留所は,乗車待ちの客が長蛇の列となっていました.


 
トラムのチケット
けっこう,高いです.



地下鉄7号線ティビダボ駅
どんづまり駅構造となっています.

ちなみに,車両内は固定式クロスシートで,犬も平気で連れ込んでいました.



 
カタルーニャ駅へ戻ってきました.
こちらは地下鉄6号線,7号線,カタルーニャ鉄道郊外線を取り扱っているので,けっこう広大な駅です.



3号線へ戻ってきたところで,ダンキンドーナッツを発見しました.
今回の旅行中,まくど,キングはよく見かけましたが,KFCは1回のみ.ペプシは1回も見かけませんでした.


 
 ホテルで荷物をピックアップした後,サンツ駅へ向かいました.
 ごらんのように,超巨大です.
 この建物の下から,近郊線,空港アクセス線,新幹線,国際列車が発着します.
 駅構内は,テロ対策で撮影禁止? とのウワサがあるので腰だめで撮影していたので,多少のボケはご容赦ください.
 新幹線・国際列車に乗るときは,X線検査があります. こんなことするのは中国だけかと思っていましたが,そんなこと無かったのですね?!


 
 14:00発のrenfe AVE マドリッド・アトーチャ行きに乗ります.
 でも,その前に昼食...1等車乗客用のラウンジ(=サラクラブ)が見つからなかったので,改札前の喫茶コーナーで生ハムトマトサンド+ビールです.


 
改札が始まりました...
日本で買ってPCで印刷したチケットをそのまま見せると,バーコードを読み取ってあっさり入場.
車内では車掌は来ましたが,検札はありませんでした.


 
1等車の車内と,トイレ入り口...ピッチを含めたシートは,日本の新幹線より悪いです.
ただし,平日は食事サービスがあるためテーブルは割と大きめにできていました.
2等車は売り切れとなっていましたが,1等車は3割ほどの乗車率でした.
今回は1等車の最安割引チケットを買ったため,座席指定はできませんでしたが運良く窓側をgetできました.
しかしながら,3割の乗車率にもかかわらず,隣は終点まで埋まっていました.


 
停車中の反対側電車の窓を磨くおじさん.



 後から通した新幹線駅のためなのか,けっこう何も無いところに駅が作られていたりします.
 やはり,バルセロナからマドリッドまで通しで乗る人が多いみたいです.


 
 3時間ちょっとで,マドリッドへ到着
 アトーチャ駅の新幹線ホームは,30両分ぐらいありそうで,同じホームの奥側を出発用,手前側を当着用に使い分けているようです.
 実際,到着列車の乗客は,ホーム中央のエスカレーターで階上の専用出口へ向かうように動線が設定されているようです.
 ホーム中央付近のポイントで,出発列車は到着列車を避けながら出場するようです.


 
アトーチャ駅の正面と,出口専用建物.


  
 宿泊したのは,アトーチャ駅前のHNスール...カウンタはインド人ぽかったです
 設備はふつーですが,ここもティッシュが無かった...というより,1週間旅行していて1回もティッシュボックス設置されているホテルに出会わなかったのは,きっと単にヨーロッパだからなのでしょう!
 あぁ...ここのホテルトランジット利用だからと行っても使わない方が良いです.
 洗面所出入り口付近の床とか腐っています.



迷った末たどり着いた,ピラミデス駅近くの橋.
りっぱだったので,つい撮影.


疲れたなぁ...と思っていたら,
たまたま「アトーチャ」と行き先表示されたバスが...
らっきいと思い,乗車してホテルへ戻りました.

 
その,バスの乗車券


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