■2014年4月29日(火)
その滑走路から帰国の途へ(6日目)

 主たる目的は果たしました!
 今日から3日かけて,日本へ戻ります.
 今日の予定は,GIB-LHR(ロンドンヒースロー)-パディントン(泊)です.
 宿泊先をパディントンにしたのは,単にヒースローからのアクセスが良いからです.

 しかし,今日も朝から暑いです. 東京とたいして緯度は変わらないのに...

 飛行機はGIB 13:35発なので,余裕を持って10:30に宿を出ることにしました.
 もう,当分€を使うことは無いので,小銭を寄せ集めてチップ代わり...チェックアウトしようとしたら,カウンタのおねぃさん...英語が通じません. お互い意思の疎通が???の状態でなんとかミニバー使ってないことを理解してもらい,無事チェックアウト. 昨日と同じルートで,今度はキャリングケースをごろごろ引きずりながら国境を越えました.
 今日も,パスポートコントロールで記念にスタンプ押してくれ!と頼みましたが,「無い!」の一言で終了! 残念です.

 11:00前ですが,メインストリートへ行ってショッピングするには時間も足りないので,空港のベンチでうだ~っとすることにしました.
 対して待たずに,カウンタオープンし,コントロールらしいパスポートコントロールもせず,かんたんに搭乗待合室へ...
 ジブラルタル空港には,ボーディングブリッヂはありません.

 今日は,夕方まで移動の計画なので,少し食事をとって,BA(ブリティッシュエア)へ乗り込みました.
 24時間前チェックインでは,座席指定ががら空きだったのに,ほぼ満席です. しかも,欧米人の体格で満席なので,かなり窮屈.
 久しぶりに窓側席を指定したのですが,3時間のフライト中,トイレに行くのはほぼあきらめました.(なぜ,窓際にしたかというと,風向き次第でヒースロー着陸前にロンドン上空をかなり低空で飛行するらしく,市内の名所が手に取るように見えるらしい...との情報があったので,それなら写真撮ってやろうかと...離着陸時の写真撮影厳しいのは,日本の航空会社だけ?!)

 ほぼ定刻に,ロックを眺めながらGIBを離陸. 領有権を争っているスペインを縦断し,まっしぐらにLHRへ. いままで,あれだけ天気が良かったのに,イギリス領空に入ったとたんに,大揺れです.
 それでも,定刻にLHR着陸. 今回も沖留めですが,バスはターミナルの端っこにしか行ってくれず,延々と歩くことになりました.

 LHRでは,入国審査に1時間以上並び,空港を出てヒースローエクスプレスに乗車したのは,着陸後2時間も経過していました.
 ヒースローエクスプレスができて,パディントンまで20分で移動できるようになりましたが,30分に1本の運用になっており,めっさ混んでいたので次は多少高くても1st classにしようと考えました. (ちなみに,チケットはWebから事前購入すると,40%引きぐらいになるので,とてもお得です)
 ...後日談ですが,めっさ混んでいたのはこっちもTubeストライキの影響らしかったです. けっきょく,パディントン駅周辺に宿とったのは正解でした.

 パディントンへ到着...翌日に備えてオイスターカードを入手しておこうと思いましたが,なぜか地下鉄にシャッターが下りています. ロンドンの地下鉄はメンテナンス等で時々閉鎖されると聞いていたので(事実,サークルラインは動いていた),明日でいいや...とホテルへ向かいました.

 この日の夕食は,本場インド料理. といっても,ナンも米も食わずに,タンドリーとカリーをビールで流し込んでいました.

 Tube(地下鉄)のHPで,明日の乗車ルートを確認し,0:00過ぎに就寝しました.

 出発フロアはテラスが付いており,絶好の撮影ポイントになっています.


 ちょうど,Easy Jetが出発するところでした.


 この日は,滑走路に直行するように南風(いわゆる横風)だったので,東から進入して,東へ離陸していく運用でした.


 この便の折り返しに乗り,ロンドン経由で帰ります.


 
なんか,雨をまったく考慮していない搭乗通路です.
それもそのはず,このへんはほとんど雨降りません.
飛行機はA320のモノクラスでした.

国内線扱いのような料金でしたが,一応機内食?が出ました.

スペインの茶色い大地を縦断し,3時間弱でロンドンへ...

定時運行を前提に考えるなら,その日のうちに日本行きの飛行機に乗り継げたのですが,万が一遅延した場合と,せっかくロンドン経由なのだから...ということもあり,一泊するスケジュールを立てました.



15時過ぎに着陸していたのに,ヒースローエクスプレスのホームに着いたらこの時間...しかも,次の列車まで30分待ちです.

電車に乗っているより,ベンチに座っている時間の方が長かった.

ちなみに,改札は無く,車内で超混雑していても車掌が検札にまわってきました.

 
パディントン駅に到着.
「ヨーロッパの駅」って感じでしたが,駅の入り口だけは,ちょっと横丁に入っていくって感じでした.



ヒースローエクスプレスは,Webから匿名で予約できます.
印刷して持って行きました.

往復がお得.
利用開始日から30日間有効期限があります.

 
パディントン駅から2ブロックも離れると,もう閑静な住宅街です.
ロンドン有数のターミナル駅の近所とは思えません.
10分ほど歩いたところに,ホテル「the Caesar」がありました.
アパートメントを改造したような感じです.


 
部屋は,なんとカウンタ脇の半地下...とはいっても窓あるし,防音もできています.
寝るだけなので,まったく問題なし.
明日は,またもや早朝から行動開始です.


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