3.カイセリ経由でカッパドキアへ(ようやく移動終了=計30時間)


■ふたたびIST(イスタンブール)空港へ
 明けて5/1(金),9:50発のTK2026 ASR(カイセリ)行きでカッパドキアへ向かいます。
 出発直前に判明したちょんぼの影響で,ほぼ正規料金のビジネスクラスです。
 net上での情報によると,IST空港は空港建物内部に入る場合にもセキュリティチェックがあるとのことなので,am7:00ホテル発のシャトルバスで空港へ向かうことになりました。

 ここで,ちょっと前後しますが...トルコには宿泊時デポジットを払うという習慣はないようです。
 チェックイン時,パスポートを見せるだけで,精算はチェックアウト時というのが,どこへ行っても同じでした。

 チェックアウトを6:50にすませ,7:00ちょうどにやってきたシャトルバスへ乗り込みます。
 満員ぎゅう詰め。通路にまでトランクがあふれています。
 バスはあっというまに空港へ到着...国内線を通り越して国際線へ。
 国内線で停車されても,降りられるような状況ではなかったのですが...
 入館のセキュリティチェックにちょっとだけ並び,「国内線」と書かれている方へ移動します。

 この時点では,まさかこの道を戻ってくることになろうとは思いもしませんでした。
 10分ほどカートをひきながら歩き,国内線ターミナルへ到着。 TK(トルコ航空)のチェックインカウンターはどこも半端無い長蛇の列です。
 列回避のため,まずはビジネスクラスチェックインまたは,Star Alience Goldチェックインを探しますが見つかりません。
 警備員へ聞いたところ,「あっちへ行け」と元来た国際線ターミナルとの連絡通路を示されました。
 通路を半分ほど戻ったところ,「CIP Lounge」のと看板を見つけました。 どうやらここがチェックインカウンターのようです。
 TKのビジネスクラス,Star Alience Goldのチェックインはラウンジの入室と兼用になっていたのでした。

 ラウンジの脇には,バスの発着場があります。 国内線ビジネスクラス利用者は完全に一般客とは隔離され,ラウンジからバスで直接搭乗ゲートへ向かうようです。
 ただし,搭乗案内の表示は信用できず,アナウンスを傾聴しなければならず,そこそこ緊張するラウンジ滞在でした。

 ラウンジ内は狭いです。 ビジネス用と,上級会員用の2部屋に分かれており,どうやらビジネス用に通されたようで,満席の上,座れない人がかなりうろうろしていました。
 Free WiFiも飛んでいますが,どこにもパスワードの表記がありません。 スタッフへ確認しようにも,スタッフすらいません。
 配膳係に確認したところ,教えてもらえました。
 早朝発のため,ラウンジでの食事を期待していたのですが,シミット(=トルコ式ごまパン)とチーズ,果物ぐらいしか置いてありませんでした。


■TK2026 ASR(カイセリ)行き
 カッパドキアへ行くためには,IST(イスタンブール)から東へ600kmほど飛び,そこから車で1時間ほど移動する必要があります。
 9:50発TK2026は,10:10ごろいきなり搭乗案内が「Final Call」に変わりました。
 あわてて,搭乗ゲートへ向かうバスに乗ります。
 ボーディングパスは,ラウンジの出口でもぎ取られました。

 バスは,ボーディングブリッジの真下に付けられ,螺旋階段を上って,航空機へ搭乗します。
 けっきょく,ビジネスクラスも満席。 日付取り違え事件は,これまたギリのタイミングで最悪を避けられたわけです。

 飛行機はISTを1時間ほど遅れて離陸。曇天のため,ほとんど景観を楽しむことができませんでしたが,国内線にしては昨日の国際線より良い機内食が提供されました。
 1時間強のフライトを終え,無事ASRへ到着。 徒歩でターミナルビルへ向かいました。


■シャトルバスでカッパドキアへ
 トルコ国内の移動でしたが,荷物は優先あつかいで出てきました。
 ターミナルビルを出たところで,TK乗り継ぎ専用のシャトルバスがカードを持ってお出迎え。
 20TL(=約950円)で宿泊先まで運んでくれます。
 車内では,昨晩深夜着,早朝発だったため,ほぼ熟睡でした。
 途中で激しい通り雨にも遭遇しましたが,カッパドキアへ到着する頃には止み,14時前にはホテルへチェックインすることができました。

 ホテルは奮発してSuiteを確保しただけはあります。 眺め抜群です。
 トルコ国内にはLCCを含めて複数社が就航していますが,国内線のラウンジはTK(トルコ航空)のみです.
 ご覧の通り,トイレを含めて清掃は行き届いていました.


 国内線は,サラダ,ヨーグルトにパン類のみです.
 国民食?である,シミット(ごまパン)は絶えず補充されていました.


 右のチェックインカウンター直後の手荷物検査場が,ラウンジに直結しています...ので,売店等へ出かけることは一切できませんし,売店はありません.


 そして,ボーディングゲートに直結しています.
 ここに入ったら最後,現地空港に到着するまでTKに拘束されたままになります.


 
乗ったA321は近距離国際線仕様. ビジネスの座席はゆったりです.
飛行時間1時間弱ですが,本格的な朝食が出ました.(メニューは紛失してました)
これに,焼きたて?パンが付きます.
CAもサーブの合間につまんでました.


 
1時間遅れで,ASR(カイセリ)空港へ到着
前後にボーディングブリッジをつけていますが,徒歩での移動です.



さすがトルコ有数の観光地カッパドキアの入り口.
空港を出ると,ツアーや,シャトルバスの出迎えが多数来てました.
シャトルバスは20TLですが,タクシーだと200TL近くするみたいです.


  
カッパドキアでの宿は,奮発してランク上位のSuiteを確保していましたが,
KING SuiteへUpしてくれました.
しかしながら,正直差がわかりません.
まぁ,崩れてきたら死ぬでしょうな(笑)!
洞窟ホテルとはいいながら,フローリングだし,特にほこりっぽさは感じませんでした.
  



部屋の前から撮影.
景観ばっちりです.


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