■ATVツアーへ
ホテルで荷ほどきし,一息ついたところで町中へ繰り出すことにしました。
ホテルの場所は,カッパドキアの観光中心地ギョレメを囲む岩山の頂上付近にありますが,町中まで5分程度で下ることができます。
町中の建物の大半は住居ではなく,ホテルや,食堂,みやげ物屋など観光向けのものが中心で,通ってくる方が多いようです。
ワタシは,前夜1万円しか両替していなかったため,まずはMoney Changerを探すことにしました。
...しかしながら,期待したような両替専門店が見つかりません。 たまに,ツーリストオフィスで両替をやっていますが「円」はまったく使えず,ドル,ユーロもレートが悪いです。
とあるツーリストオフィスに,「手数料無し」と書かれていたので,ここで100EURを両替し280TLを入手しました。
今日確認したところ,299TLぐらいが相場ですので,かなり良心的な設定かと思います。
15:00。ようやく,現地通貨を入手したので,次はATVを借りて出かけることにしました。
じつは,このために国際免許も取得しておきました。
しかしながら,まったく土地勘はありません。
レンタル店を品定めしていたところ,「カッパドキア最安」を掲げている店の前に人だかりがあります。
客が来るような店なら大丈夫かな?と思い,店内へ入ったところ,ちょうど2時間ツアー出発間際とのこと,まぜてもらうことにしました。
2時間で125TL(=6000円)です。
これで,ATVのレンタル費,ガイドが付くなら妥当かと...
こうして,国籍/人種も異なる7名(5台)のATVと,オフロードバイクに乗ったガイドの即席混載ツアーができあがりました。
この,ATVツアー,結果大正解でした。
バスはおろか,自動車も入れないような谷の奥まで進入し,誰もいないような場所を案内してくれました。
■カッパドキアの夜
同行者のATVが故障したりと軽いトラブルはありましたが,17:00過ぎにはツアー解散。
日没前後の19:30にホテル階下にあるレストラン(有名らしい)を予約してあります。
予約の少し前に,レストラン到着...といっても,ホントに部屋の真下なのですが...
ともかく,ビール(=空気乾燥していておいしいです。)
スープ,サラダ,ケバブを食し,約2500円でした。
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ホテルからの下り坂.
乾燥地帯なので,あまり降雨に対応した屋根では無いようです.
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町のメインストリートの外れは,即席市場のようになっていました.
印象的だったのは,日本と同じような「箒」が売られていたこと.
現地の人は,絨毯の上をこの箒で掃いていました.
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車種名に反応してしまいました.
ルノー「めがね」!!
...ではなく,「めがーぬ」と発音するらしい.
Cool Japanはここまで浸食したのか? と,思いましたが違っていたようです.
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大型バスはもとより,乗用車すら入ってこない場所をATVツアーでは案内してもらえます.
免許のチェックは無いに等しいので,無くても参加できるかも.
アクセルは,バイクとは異なり親指で押し込むスノーモービル式です.
谷の奥,「女王の砦」と行っていた場所に行きました.
基部の部分は「墓」になっていました.
残念ながら,中身はありませんが当時の人は身長が低いことがうかがえます.
竈があったのか,天井がすすけています.
外は絶景です.
最初に大量の火山灰が積もり,続けて溶岩.
その後浸食が起きたため,柔らかい下側の火山灰が溶けて今のような奇景となったそうです.
町中にも,大きな洞窟住居がありました.
上下の移動は,階段だったり,穴が開いているだけで懸垂=腕力だけで登ったり.
ともかく,穴のサイズが小さいのでけっこう苦労します.
最後に,ホテルの反対側の頂上へ登りATVツアーは終了しました
このATVきちんと整備されていないのか,始終ふかしていないとストールするので,
なれるまでがたいへんでした.
ちなみに,40~50km/hで走っても,目線が低いためけっこうなスピード感があります.
19:30 薄暗くなってきたので予約しておいたレストランへ行きます.
どこ行っても,パンだけは食べ放題です.
窓際は絶景ですが,おひとり様のためあまり注文はつけられず...
のどが渇いたので,ビールとスープ(トマト)
辛そうに見えますが...まったく辛くありません.
いい感じに暮れてきました
トマトサラダを頼んだところ,大容量で...(笑)
これだけで,おなかいっぱい...やばいと思い残しました.
ちなみに,緑に見えるのは大量の「パセリ」です.
昨年は,一生分の生ハム食べましたが,今回の旅では一生分の「パセリ」を食べた気がします.
翌日,ツアーのガイドへ聞いたところ,「はい! トルコ人はよくパセリ食べますよ.」とのことでした.
食事が終わった頃,すっかり暗闇に...
飛行機内で少し寝たとはいえ,かなり眠いです
...明日は,9:00ツアー開始なのですが,5:30には起床して写真撮らなければ...
ATVツアーの契約書
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