マデイラ島へ(2日目)
■□■マデイラ島へ(2018年4月29日(日)=2日目)■□■
4/29(日)
■リスボン空港
 深夜に到着しましたが,7:30の飛行機に乗るために,4:00起床です.
 とはいえ,時差の関係で日本時間20:00.
 3時間ほど昼寝をして起きたばかり,といった感じです.
 ホテルを5:00にチェックアウトし,空港へ向かいました.

 搭乗するのはスターアライアンス,TAPポルトガル航空.
 格安料金での発券ですが,プライオリティチェックインすれば手荷物上限Up等がありますので,優先搭乗カウンターを探します...
 ...が見つかりません.
 仕方なく,係員に確認...なんと,つながってはいるけど,ほぼ別の建物...
 いったん1Fまで降りて,再度別のエスカレータで移動
 さすがに不便な場所にあるためか,客はまったくいません.
 チェックインして,セキュリティチェックは元の場所に戻って一般客と同じコースを進むことになります.
 時間も時間なので,行列は全くなし,あっという間に制限エリアへ進むことができました.

 ナショナルフラッグキャリアが,スターアライアンスのTAPポルトガル航空のため,リスボン空港のTAPラウンジは,とても大きく,清潔で,かなりサービスが良い印象です
 5:30ごろにラウンジへ入りましたが,さすがポートワインの国...朝からワインが抜栓されています.
 パン,ベーコン,卵,サラダでかなり豪華な朝食を取り,とどめにポルトガル名物,エッグタルト...
 マカオのエッグタルトが有名ですが,もともとポルトガルの植民地だったので,こちらの方が本家なのですね.
 (ラウンジは,帰国時に写真を撮ればいいやと思って,No Imageです. 帰国時,ラウンジ激混みだったため,写真を撮る機会を逸してしまいました)

 リスボン空港は,かなり狭く,多くの便が沖留めとなるためか,ボーディングゲートのアナウンスが,フライト1時間前にならないとされません.
 つまり,Gate Openが30分前だとすると,ゲート番号アナウンスがあって,すぐにラウンジを出ないと,ゲート位置によってはあっという間にファイナルコールになってしまうので要注意です.

■リスボン-フンシャル(TP1679)
 このフライト,マデイラ空港を見るために右窓側の座席を予約したのですが,いつのまにか機材がA319→A321に変更され,座席が翼の上に.
 当日,搭乗するまでまったく気づきませんでした.

 TP1670は沖留めでバス移動したのですが,搭乗口が前後両方使えるようになっており,効率的な搭乗が行えるようになっていました.

 ここでも,フライトは順調,定時運行です.
 フライト時間は1時間ほどの距離ですが,エコノミークラスでも,サンドウィッチとベリータルトの軽食が出ました.
 飲み物の選択肢には,もちろんポルトガルワインありです.

 飛行機が降下を開始し,シートベルトサインが点灯した頃,右側にマデイラ島が見えてきました.
 今日は天候も良さそうなので,空港沖を通過して180度ターンして,05への進入ルートのようです.
 このため,右窓側からは,マデイラ空港の異様を充分に楽しむことができます.
 とはいっても,あっという間にマデイラ空港到着.
 ターミナルビル?前に駐機し,徒歩で降機しました.

 空港ではクリスチアーノ=ロナウド?の像を撮影して,タクシーでホテルへ向かいました.

■モンテへ
 宿泊予定の「The Lince Madeira Lido Atlantic Great Hotel」へ荷物をドロップし,外へ出たところで,ちょうど一日に数本しか無い,モンテ行きの路線バスがやってきました.
 ケーブルカーを使うと片道11ユーロですが,路線バスだと1.95ユーロです.
 迷わず,バスに乗りモンテへ向かいました.

 バスは,急坂,細い路地をガシガシ登っていきます.
 それでも,30分近く乗ったでしょうか?,終点のモンテ教会裏に到着しました.
 ケーブルカーは,教会の反対側になります.

 ともかく,今日の目的は,日曜でも13:00まで営業していると言われている「トボガン」です.
 ...が,なんと「お休み!」
 「日曜休み!」と書かれています...ポルトガル語で...
 某,「歩き方」にやられました!

 14:00から現地絶景ツアーに申し込んでいるので,収穫の無いまま,今度はケーブルカーでフンシャルへ戻ります.
 ホテル前の,マデイラ料理店でビール飲みながら現地料理を堪能,ほろ酔い気分でツアーのピックアップを待ちました.

■絶景現地ツアー
 今回は、現地でのレンタカー調達はパスして、狭い島を効率的に回るために、現地バスツアーへ申し込みました。
 バスと言っても、運転手を含めて9人乗りのバンです。
 ガイドはもちろん、運転手が行います。
 14:00ちょっと前に、運転手がピックアップにおとずれ、ツアー開始は、なんとホテル隣の旅行代理店。
 満席の9名を乗せて
 ・ピコ・ドス・バルセロスの展望台(フンシャル一望)
 ・エイラ・ド・セラードの展望台
 ・クラル・ダス・フレイラス
 ・カマラ・デ・ロボス
 を訪問しました
 個人的には、カマラ・デ・ロボスはパスして、ジラオン岬に行って欲しかったのですが...
 各観光地は約20分下車、クラル・ダス・フレイラスなどは、見るべきものはほとんど無く、ほとんど土産物屋だったのが残念です。

 3時間の工程で、29ユーロ/人、1名から参加可能。ガイドはポルトガル語と、英語。
 コスパ的にはアリかと考えます。

 ともあれ、17:00にホテル帰着。チェックイン。
 移動、移動、移動で疲れていたので、すこしうつらうつらしていたら、20:00過ぎになっていました
 夏時間と言うこともあり、まだ日があるのですが、なにせ寒い。
 アフリカの目と鼻の先...の認識でいたら、えらい目に遭います。

飛行機に乗り込んだところで「▲」マークに気づきました
日系のキャリアで付いているのを見たことは無いのですが
ご存知ですか?
トワイライトゾーンで,このマークのある窓から外を見ると,
翼の上にグレムリンがいるのを見てしまったという
いわく付きの窓の位置を示しています
(この位置から外を見ると,翼を余すこと無く見渡せる位置のマークなのです)



マデイラ島にさしかかりました
島の東端は太陽光発電設備と,石油類の備蓄場のようです



クリスチアーノ・ロナウド・マデイラ国際空港
(フンシャル空港=ICAO/FNC)が見えてきました



開港当初は,水陸両用機がリスボン間を飛んでいたそうです
滑走路ができた後も,短い滑走路と,空港を飛び越え180度ターンして
着陸するというかなりの技術力を要する空港だったため,
墜落事故や,オーバーランを多数起こしており,
ヒストリー・チャンネルで世界の危険な空港第9位にランクされています.



滑走路下に駐車している車を見れば.
支柱を含めどれだけ巨大な建造物かわかるかと思います.



もちろん,飛行機は無事着陸
後部のタラップから降りました


 
空港は,斜面を削り取って,住宅地の中に作られたような感じです.
ボーディングブリッジは無く,もれなく徒歩での移動になります.


 
この島でクリスチアーノ・ロナウドが生まれたため,彼の名前を取って空港名にしたらしいのですが
当初より,この銅像ホントに本人に似せたの? と,議論を呼んでいます.



 
バスでモンテの協会まで行きました.
トボガンの乗り場は,教会の正面階段を降りきったところです
...が



どうみても,営業しているように見えません.
またしても,「歩き方」にハメられました
日・休は休業です!


 
しかたないので,バカ高いケーブルカーでフンシャルへ...
バスの5倍で,時間は1/5.ある意味正しい金額か?



 
ツアー開始前に腹ごなし...
事前情報無しのため,レストランの善し悪しわかりません.
とりあえず,ホテル近くのマデイラ料理を出す店に入りました...
気温はイマイチですが,まずはビール


 
マデイラ島の2大名物料理をイッキに...
トコブシ似のカサガイのグリル...こんなに豪快にトコブシ食べたことありません
けっこう,ビールが進みます
そして,黒太刀魚のフライバナナ添え. メニューを見た限り,必ずバナナは付いてくるようです(笑)
島内観光した限り,ぶどう畑は見なかったけど,バナナ畑は多数ありました.



さて,14:00から絶景ツアーです
 
まずは,フンシャル市街にある「ピコ・ドス・バルセロスの展望台」へ


 
あまり期待していませんでしたが,市街を一望できます.
暑い日の夕方,ビールを飲みつつ...なんて,良いかもしれません



 
つづいて,標高をイッキに1000m上げて「エイラ・ド・セラードの展望台」へ


 
はるか下の方に,隠れ里「クラル・ダス・フレイラス」が見えます


 
崖をぬうようにクラル・ダス・フレイラスへの道が続いていますが,よく見ると何カ所も崖崩れで
通行できないような状況になっているようです.



 
そのクラル・ダス・フレイラスへやってきました.
エイラ・ド・セラードの展望台からしばらく戻ると,クラル・ダス・フレイラスへのトンネルが掘られており
ここから容易にアクセスできるようになったため,崖道はメンテされていないそうです
ここから,エイラ・ド・セラードの展望台を見上げることができます



平日であれば,フンシャルから頻繁にバスの便があるようです.



 
さびれた漁港といった感じの「カマラ・デ・ロボス」
なぜ,絶景ツアーにここが組み込まれたのかは不明です.
なぜあざらし? この辺まで南下してくるのかもしれません



 
ツアーは,ホテル前で終了
ホテルは「The Lince Madeira Lido Atlantic Great Hotel」
タクシー等も「Lince」で通じます
チェックイン済なので,荷物をピックアップして部屋へ向かいました



エントランスには,小さいながらもバーカウンターがあります
朝食は2Fのレストランで,こちらはかなり大きなものです


 
部屋はかなり広いです.
ヨーロッパの観光地の4つ星ホテルですが,かなりお手頃な金額です
各部屋には小さいながらもベランダが付いています



Working Deskはちと狭い.
冷蔵庫付き


 
バスタブあり,可動式シャワーヘッドなのは,日本人にはありがたい



 
強行軍にうとうとして,気づいたら20時をまわっていました
けっこう肌寒いですが,近所のレストランへ


 
チョイスしたのは,ツーリストメニューのもう一つのマデイラ島名物,牛肉.
ツーリストメニューにはマデイラワインも付いて,20ユーロ
これにもちろんビールを追加.
しかし,どこへいってもトマト大安売りです!


これも有名らしい. プリン!
日本のプリンと同じ味!!
このように,切り出していると言うことは,バケツサイズで作っている可能性がありますね!
子供のあこがれ,バケツプリンを日常的に作る島って...


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