ポルトガル・マデイラ島
-ワインとトラムとトボガンと危険?な空港-
マデイラ島へ(2日目)
トボガンに乗る(3日目)
まさかの休日(4日目)
最西端へ(5日目)
帰国(6・7日目)・・・終わり悪ければすべて○○○



フランクフルト空港
強制的に入国となりましたが,チェックインフロアはがら空き...


2018年のGWは,世界の危険な空港その5として,ポルトガル・クリスチアーノ=ロナウド=マデイラ国際空港へ
ついでに,トボガンとリスボントラム,ユーラシア大陸最西端の駅を訪問してこようと,まさに乗り物三昧の旅を計画しました.

マデイラ空港(旧フンシャル空港)は,アフリカ・モロッコ沖の大西洋上にある,ポルトガル領の島です.
島の大きさは奄美大島と同島,人口は14万人(by wikipedia)
ヨーロッパから見ると,かなり南の方に位置し,南の島のイメージがありますが,GW中かなり涼しかったです.
特に,島の中央部,1000mを超える山岳地帯で観光される方は,要注意です.

日本と,ポルトガルの間には直行便はありません.
さらにその先,マデイラ空港に到達するためにもっとも効率的なのは,リスボンでトランジットすることです.
どのようなルートを通っても,リスボンで一泊することになるので,今回は,メインルートをCA(中国国際航空)の利用でHND-PEK-FRA-LIS-FNCの往復をすることにしました
往復とも,LISで宿泊,帰りに観光することにしています.

フライトはHND-PEK-FRAがCAのCクラスで往復20万弱
FRA-LISがLufthansaのCクラスで往復5万
LIS-FNCがTAPポルトガル航空のYクラスで往復3万
GW期間中,日系のフライトキャリアのエコノミークラスでも,LIS往復20万超となるため,日程的には変わらず,フルフラットになれ,マイルも125%付くCAの選択は悪いものでは無いと考えます.

かくして,乗り継ぎには悪評のつきまとうCAを使っての旅が始まりました

■□■ポルトガルへの道(2018年4月28日(土)=1日目)■□■
■移動の概略
 恒例のGW遠征,1日目です.
 羽田8:30発,CA184で,北京,フランクフルト,リスボンと乗り継いで,2日かけてマデイラ島へ向かいます.

 ・・・マデイラ島,日本人にはあまりなじみの無い島ですが,近代西洋史にはたびたびその名前が出てくる,モロッコ沖の大西洋上にあるポルトガル領の島です.
 今回の旅の目的は,マデイラ島のクリスティアーノ・ロナウド・マデイラ国際空港と,マデイラワイン,ストップオーバー地であるリスボン近郊の,ロカ岬,そしてガントレットです.

 今回の往路乗り継ぎは3回,中国国際航空×2,ルフトハンザ,ポルトガル航空と乗り継ぎます.
 チケットは,中国国際航空からは直接購入できないため,航空会社別に個別購入しました.
 まぁ,同じスターアライアンスなので,どうにかなるだろう...と

 まず,羽田8:30のCA184に乗ります.
 羽田の国際線チェックインリミットは45分前なので,7:40着のバスに乗れば,間に合うのですが,あまりにもギリすぎるので,4:00起床,5:30の始発バスに乗っていきました.

 羽田空港での中国国際航空チェックインカウンターは,一番端っこです.
 やはりというか,本日の最終目的地「リスボン」まで通しで発券できず,フランクフルトでいったん降りてくれ!とつれない指示.
 後でわかったことですが,荷物だけは通しでチェックインできるようで,そうすると,人間はドイツで入国せず,乗り継ぎカウンターへ行けば良いだけなので,担当者にだまされたわけです.

■羽田-北京-フランクフルト
 ともかく,フランクフルトまでのチェックインを行い,ANAのSuite Lougeへ.
 これから,4回機内食を食べる予定のため,ラウンジでは飲み物だけにして,めずらしくラウンジに近い145番ゲートから搭乗.
 CA184はほぼ定刻運用でした.
 機材はA321-200,日本発なので,機内食は中華(朝食のおかゆセット)をチョイス.
 北京発で中華朝食はぜったいにチョイスしてはいけません!

 北京でのCA184→CA931の乗り継ぎ時間は2時間40分,ゲートクローズの余裕を入れても,2時間以上あるので余裕かと思ったのですが,甘かった.
 入管を横断する大行列ではないものの,まったく行列が進まず,けっきょく乗り継ぎ手続きに2時間近くを要するハメに,ラウンジでくつろぐ暇も無く搭乗ゲートへたどり着いたときは,ボーディング開始されていました.

 CA931,B777-300ERは定刻運用,ビジネスクラスはフルフラットですが,斜め配置の横幅が窮屈な座席です.
 フランクフルトまでの機内食は2回,中華の魚と,軽食で牛肉麺をチョイスしましたが,この牛肉麺は大失敗.ぬるぬるの,のびのび...二度と注文しません.
 機内エンタメは,中国語メインで,ちょこっと英語のため,事前に日本で録画しておいた番組をPCで視聴していました.
 定刻運行で,18:15にフランクフルト空港到着.
 夏時間なので,まだ日没前です.

■フランクフルト空港で乗り継ぎ
 今回は,チケットがここまでしか発券されていないため,入国手続きして,荷物をピックアップしなければなりません.
 Transferカウンターを横目に,到着口へ.
 イミグレは,なにも聞かれず,あっという間にパス.
 前回,ものすごくいろいろ聞かれた記憶があったので,拍子抜けです.
 荷物も,すぐにピックアップすることができて,Baggage Claimの係員に聞いたら,扉を出てエスカレータ上がれば,すぐちぇっくんカウンターだよ...
 LufthansaのPriorityチェックインは少し離れていましたがすぐに見つかりました.
 セキュリティチェックも別ルートになっており,シェンゲン条約締結国間の移動はかなり楽ちんです.
 ちゃんと乗り継ぎできるのかの心配をよそに,30分ほどで荷物ピックアップ,再チェックイン,セキュリティチェックが完了しました.

 制限エリアに入ったすぐのところに,Lufthansaのビジネスラウンジがありますが,少し離れたセネターラウンジへ行きます.
 この,セネターラウンジは,ビジネスクラスのチケットを持っていても入ることはできません. スターアライアンスのGoldステータスが必要です.
 このへん,Lufthansaのビジネスクラスは,けっこう格安で提供されているからでしょうか?
 まぁ,ちょっとだけすいているセネターラウンジへ入って,やはりドイツへ来たので,ビールとソーセージは外せません.
 どちらも,飲み放題,食べ放題です.
 そんなことで,あっというまに乗り継ぎ時間は終了

■フランクフルト-リスボン
 フランクフルトからは,Lufthansa LH1172,A321-200のビジネスクラスです.
 ビジネスクラスと言っても,ヨーロッパ内近距離路線の座席は,3列シートの中央席をガードしているだけ.
 食事は出ます.(300gサイズのステーキが出ました),ビールは瓶ビールが出ました
 LH1172も定時運行,今回はものすごくスケジュール通りです.

■Hotel Star Inn Lisbon Aeroporto, Lisbon
 リスボンでの宿泊は,到着が深夜と言うことも有り,空港前のホテルにしてあります.
 ただし,チェックインリミットが0:00と記載されており,預け荷物がスムーズに出てこないとアウトです.
 LH1172は定刻に到着し,スムーズにターンテーブルまで移動したのですが,荷物がなかなか出てきません.
 ピックアップしたのは,23:50,種々の書き込みではホテルまで徒歩5分と記載されていたので,かなりきわどいタイミングです.
 空港を出ると,目の前にホテルのネオンサインが輝いており,すぐに目的地を視認できました.
 歩道上や,縁石に「ホテル→」とペイントされており,けっこう親切です.(それでも,最短を行こうとして失敗しましたが...)

 けっきょく,ホテルへチェックインしたのは0:05...ご同輩も何名かいたので,とがめられることも無く無事に宿泊することができました.
 部屋は少し狭いですが,空港からとてもわかりやすい場所にあり,評価は高いです.

プライオリティチェックインはさらに空いており
まったく行列無し.
完全な肩すかし...
北京空港でのあの無駄な混雑はなんだったのでしょうか?



リスボン空港到着は,日付が変わる直前になってしまいました
空港jのタクシープールを横切ると,
「←HOTEL」のサインが...コレに従って行けばエアポートホテルに...
というか,目の前に見えているんですけどね!(笑)



今回宿泊した「Star inn」
トランジット用としては,まったく問題無し.
食事もしなかったし,酒も飲まなかったし...
フロント前に,ソフトドリンクの自販機がありました.



外見に比べて,結構広いです.
1Fだったので,早朝チェックアウト時に便利でした



部屋前には,ルームナンバーが...
ここまで機能美に徹しているとすがすがしいというか...


 
ふつーのベッド
サービスミネラルウォーターは無し
シャワーはレイン/ハンド両方付いています


初日は移動のみだったので,これしか無いです


マデイラ島へ(2日目) →



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