3.和田博物館・帰りは路線バス(和田その2)
2016年4月30日(土)のつづき

■和田博物館へ
 ふたたび,ユルンカシュを渡り和田市内へ.
 市中心部にある和田博物館へ.
 ここで,タクシーの運ちゃんに料金を払い,明後日の10:30に鉄道駅まで行くので迎えに来てくれと約束し,別れました.
 博物館に入るためには,荷物を入り口守衛脇のロッカーに預けなければなりません.
 カメラは持ち込めましたが,撮影禁止と書かれていましたので,トラブルを避けるためにもレンズキャップはしたままにしておきました.

 外見は立派な建物ですが,展示エリアは残念なことに広くありません.
 展示されているのは,ほとんどが出土品. 中心部にミイラが2体設置されており,片方は当時の王子であるとの説明がありました.
 目がつぶされ,両手足が縛られた状態だったのが印象的です.
 和田博物館は,ゆっくり見ても30分かかりません.

■路線バスでホテルへ
 博物館は,市の中心通りに面しているため路線バスが頻繁に走っています.
 しかも,新車ばかり!
 バス停を見ると,ホテルそばの「団結広場」を通るバスががあるため,この2系統を待つことにしました.
 料金は1元. 硬貨で支払おうとしたところ,なにかウイグル語っぽい口調でまくし立てられます. どうも,紙幣で払えと言っているようです.
 とりあえず,硬貨で押し通しましたが,次の乗車からは紙幣にしました.
 中国では地下鉄が開通するとその都市の硬貨流通量が増えるとのことでしが、地方都市では1元硬貨はほとんど流通していないようです。
 他の場所で2元の水を10元札で買ったら,すべて5角紙幣で釣りが戻ってきたのには閉口しましたが(笑).

 ...で、団結広場を含む和田市中心部ですが、やたらセキュリティチェックがキビシイです。
 道路に中央分離帯があるため、横断するために地下道を通るのですが、都度X線検査があります。
 団結広場の各入口にも武警が駐在し、セキュリティチェックしています。
 有名な毛沢東とウイグル長老の像の前には誰一人としていません。
 本当に入って良いのかわからず、おそるおそる近寄って写真を撮りました。

 ホテルへ戻り,少し休んでから21:00過ぎに夕食へ...
 この辺は,22:00過ぎまで明るいのですが,さすがに店じまいを始めています.
 あわてて,牛肉麺の店に入り夕食終了. 15元.安いです!
 イスラム教率が高いためかアルコール類はありません。

 ※中心部の横断地下道ですが、道路下には商店街が広がっています。 エアコンも効いており、暑い時期には格好の避暑地かもしれません。
 市中心部にある和田博物館.
 多くの路線バスが停まります.
 建物は大きいのですが,展示スペースはほぼ入り口の大きさと同等です.
 すべて,ゆっくり見学しても30分ってところでしょうか?


 2路のバスで団結広場まで...
 車内にモニタはありますが,停留所の表示はされません.
 聞き取りにくい北京語とウイグル語のみです.
 乗車前に,いくつ目で下車するのか確認してから乗車するのが○です.


 今回は,数数え忘れていたので,団結広場を通り過ぎたところで下車しました.



その団結広場ですが,警備が厳重すぎるのか,暑すぎるのか
入って良いのかためらうほど,まったく人がいません.
たまたま,広場を横切った人がいたので
「あぁ...入って良いのか...と」(汗)


 
夕飯は,22:00近くなってから,開いている店に飛び込みました.
周りはまだ薄明るいです.


パクチーがたっぷり入った牛肉麺 15元
もちろん,辛いです.


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