国際空港の滑走路を歩いて渡る(準備編)

■2013年秋
 何かの番組で,滑走路に横断歩道が設置されており,離着陸の時信号が変わり,人と車を遮断する番組を見た.
 さっそくnetで調べてみると,ジブラルタル空港...しかも,地下道建設計画進行中とのことで,行くなら今か?!
 どうも,12月から燃油サーチャージも値上がりしそうだ!...まったく,2013年GWのセントマーチン島とまったく同じのりで2014年GWの旅行先が決まった瞬間だった.

■どこへ行く?・そして飛行機の手配
 ジブラルタルは,言うまでも無くイベリア半島の南端,イギリスの植民地だ. ただし,スペインと領有権でもめているようで,飛行機の便はイギリス本土からがメインのようだ.
 前後して,スペイン国鉄暴走特急脱線転覆事故が発生していたので,どうせなら電車に乗ろう...ジブラルタルのけっこう近くに鉄道駅があるではないか!
 出国当日に余裕を持って入れるバルセロナを入国地として,2日かけて鉄道でスペイン国内を移動することにしました.

 そこで,FiXしたのが
 NRT(成田)-MUC(ミュンヘン)-BCN(バルセロナ)=MAD(マドリッド)=アルヘシラス・・・リネア~GIB(ジブラルタル)-LHR(ロンドン)-NRT(成田)
 というルートです.
 (-飛行機,=鉄道,・・・バスorタクシー,~徒歩)

 まずは,11月末にOKA(沖縄)-HND(羽田)/NRT-MUC-BCN/LHR-NRT/HND-OKA という航空券を発券しました.(合計\152,670-...うちイギリスの税金が2万円以上)
1日目
羽田-ミュンヘン-バルセロナ...ただひたすら移動

2日目
バルセロナ市内観光

3日目
バルセロナで路面電車+AVE1等車

4日目
マドリッド-アルヘシラス-ラ・リネア

5日目
滑走路を歩いて渡る

6日目
その滑走路から帰国の途へ

7・8日目
ストーンヘンジ,帰国
■第一の事件
 2013年12月...いきなしNRT発着のフライトがキャンセルされました.
 とはいっても,NRT発着のフライトが,全便羽田へ振り替えになっただけ. 誤算だったのが,777-300ERのはずだったNRT-MUCフライトが,787-8に変更となったことと,振り替え了承をすべて電話で執り行わなければならなかったこと.
 さすがに,DIAメンバでも,変更直後は電話がつながらなかった.

■宿の手配
 やはり,欧米系の宿は,expediaと,booking.comが強い.
 値段はほぼいっしょだが,expediaは先払いが基本.キャンセル不可の物件でなんかか泣いたことがあるが,選択肢が多いのと,ANAがポイント増額キャンペーンを行っていたので,月イチペースでこまめに予約.
 最後に,ロンドンをFiXさせたときには,出発まで1ヶ月を切っていた.

■鉄道の手配
 今回,地下鉄は別にして,スペイン版新幹線Ave,実用フリーゲージトレインのAltaria,ヒースローエクスプレス,英国国鉄に乗車する計画.
 各方面のWebで,決済できんできんとさけばれているスペインrenfeだが,英語環境,VISAで問題なくイッパツ発券完了.ただ,HPが英語とスペイン語ごっちゃなのはまいったのと,どうも週末のClub運用がなくなってしまったのが心残りだ.
 同様に,ヒースローエクスプレスも楽勝で決済.Webで購入すると半額近くになった.
 問題だったのが,英国国鉄. 路線が複雑な上,次いつ使うかわからないのに会員登録しないと先に進めなかったので,仕方なくネット購入を断念,当日窓口で買うことにしました.

■保険
 8日間移動を繰り返すので,荷物紛失と,飛行機遅延の保証をメインに検索,例によって前日にネット契約しました.

...そうこうしながら,4/24(木)...無事,GW前に休暇を2日付けてあこがれの滑走路へ向け旅立つことができました.

そう,今回は事前には事件らしい事件は発生せず,平穏に出発できてしまったのです.(笑)


出国~バルセロナ(1日目) →



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